やっと日本史編にも有名人が…!
卑弥呼様登場です。といってもまだ謎が多すぎるんで、人となりがわかる人物が出てくるのは先の話…。
私が一番好きな日本史上の人物よ!
ミステリアスなところも素敵!
争いの収め方…金や!
ワテなら示談金持ってこられたらOKしちゃう!
どっちの土器が好み?
卑弥呼様登場は後半になります。
まず弥生時代といえば弥生土器ですよね!
特徴としては「高温」「薄い」「赤褐色」ですが、これらは縄文土器に比べてってことで、明確に仕切るのは難しいみたいです。
ほほう…網目のついた土器もあるな!
なんとなく雰囲気でシンプルな方っちゅうことで!
環濠集落(かんごうしゅうらく)
前回チラッと話しましたが、弥生時代は戦いがありました。
その理由は貧富の差が生まれたからです。別のムラでは大量に米が取れるのに、うちはイマイチ…。そうなると奪い合いが発生します。
周りを堀で囲んでるムラを環濠集落というのね。ここまで大掛かりにしているってことは、それだけしっかり争っていたのね。
代表的な遺跡が吉野ヶ里遺跡(佐賀県)。行ってみたいわ。
あと山頂に作られた集落もあります。紫雲出山遺跡(香川県)です。
読みが難しい!
こうしたムラはやがてクニ(小国)になっていきます。
「おぐに」じゃなく「しょうこく」です。
お墓
ひい!アカンアカン!
ホラーは苦手や!
怖いかと思いきや、結構面白かったです。
この甕棺墓。土器の話でも出てきた甕の棺です。
なんかタイムカプセルみたいじゃないですか?
想像してた墓と違う!なんや近未来感ない!?
不思議や〜何見て墓の形、これでいこって思ったんやろ…。
下にこういうのが埋まってて、その上に石を置くような支石墓もあります。
あと四方形に土を掘って真ん中くらいに四方形の山を作って、その真ん中に埋めるような方形周溝墓もあります。
中国から知る日本
この時代、まだ日本には文字が存在していません。
なので同年代の中国の書物に書かれたわずかな内容で存在を認知しています。
はああ!真ん中のお人は金印をくれた光武帝(こうぶてい)!!!
ワテにも金印ください!ペットになりますんで!
「漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)」ですね!有名なやつです。
江戸時代に福岡市の志賀島で見つかりました。
このへんの内容が後漢の「後漢書」東夷伝にあります。
その後、帥升(すいしょう)って人が奴隷を送ってたり、大きな乱があってリーダーがいなくなったとか書いてます。
この帥升さんは名前のついた日本人初登場の人です。卑弥呼様より先ですね。
卑弥呼様登場
前漢後漢ときまして、最後は三国志の時代になります。
「魏志」倭人伝ですが、これ実は本の名前じゃないんです!複数ある書物の中の、倭人について書かれているところなんです。
100個くらいのクニがあると書かれていたのに、ここでは30個になってます。これは統一が進み、小さい国は大きい国に吸収されたことを意味します。その中の一つが邪馬台国で、女王はもちろん卑弥呼です。
ついにこの時が!
卑弥呼様は占い(鬼道)で政治を行い国をまとめていたのよ。
三国志の魏に対して使いを送って王として認められ、「金印」「銅鏡」「称号(親魏倭王)」をいただいたわ!
それと邪馬台国の場所については現在でもわかっていないの。
朝鮮半島にある帯方郡からこの辺って言われているのが九州地方、近畿地方と諸説あるわ。
…私の千里眼では卑弥呼様の霊力を上回ることができない…。
卑弥呼様は謎が多い女性ですが、かなり長寿だったようです。
亡き後は男性が王になりましたが、争いが勃発。
そこで卑弥呼様血縁の壱与(いよ)ちゃん13歳が女王に就任。
見事戦争を終わらせ、安定した国になったようです。
「争いを鎮める秘訣は」ってタイトルにしておきながら、なんだったんだろう。
神秘的な感じが良かったのか。演出効果?
ああもう終わってしまった…。でも次の古墳時代も好きよ。
あとがき
この記事を書いてる少し前に卑弥呼様の墓!?ってニュースになりましたが、違いましたね…。
文字がないのに掘り出されたもんだけで判断するのむずいわ…!
私も霊力を上げる修行しないと。
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