土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

三国時代開幕③_終焉の時!勝者は誰だ?

こめ

三国志大詰め!
魏呉蜀のどこが勝つのか!?

いぬかい

え?あ、ネタバレ!

こづか

見なくてもわかるわ…!

三国の皇帝

こめ

前回三国に分かれたとこまでやりました。
なんかイメージ的に曹操(そうそう)が並ぶのかと思いきや、息子の曹丕(そうひ)でしたね。

いぬかい

ひ、卑弥呼様!!!

こづか

ついに日本とも接点が出てきたわね!
この頃の日本は邪馬台国の女王、卑弥呼(ひみこ)がいたのね。

こめ

卑弥呼様の話は日本史編でやろうと思います!
まずはこっちの三国志の方。都は地図の通り。
魏は洛陽。蜀は成都。呉は建業、現在の南京になります。

結局金かよ

こめ

曹丕は魏の初代皇帝。文帝といいます。
魏では九品中正(きゅうひんちゅうせい)といって、推薦によって宮廷に仕える人を決めました。
あれ、似たような郷挙里選(きょうきょりせん)とは違うの?って思いますよね。
こっちはランキング形式で、9ランクのうち能力にあった役職につくことになります。

こづか

家柄じゃなく能力でってのがいいわね。
理想だわ。うまくいけば…ね。

こめ

結果はというと、うまくいきませんでした。
結局金持ちはいい役職につき、貧乏人は下っ端の仕事。
「上品に寒門なく、下品に勢族なし」という言葉も生まれました。

こづか

上品下品って上位ランク、下位ランクってことね。
そうなると味を占めた金持ちたちが調子にのりそうね。

こめ

そう、調子にのったので俺たちは特別感を出してきます。
豪族の門閥貴族化(もんばつきぞくか)です。やれやれ。

滅びが始まる

こめ

三国で最初に滅びるのは蜀です。
劉備(りゅうび)が病死した後、諸葛亮(しょかつりょう)が頑張るんですが彼も病死。
劉備の息子の劉禅(りゅうぜん)の代で魏に攻められて降伏します。

いぬかい

そ、そんな!
関羽(かんう)張飛(ちょうひ)趙雲(ちょううん)は!みんなもう…。

こめ

一方蜀を滅ぼした魏はというと、曹丕病死、その息子も病死、とんで5代目の代で、部下だった司馬一族の司馬炎(しばえん)から「皇帝の位譲れや!」って言われてのっとられました。

いぬかい

内側からだと!?
真の敵は味方ということでござる…。
我らが柴一族ではなかった。我が一族は主人に忠実なのだワン!

こめ

この司馬炎は晋(しん)の初代皇帝です。
ちなみにおじいちゃんは諸葛亮と同じくらいすごい軍師の司馬懿(しばい)です。

司馬懿(しばい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
司馬炎(しばえん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真の勝者は一体

こめ

最後は呉です。
おじいちゃんになった孫権(そんけん)は老害になっており、後継者争いで呉は弱体化します。とんで孫の4代目になると勢いづいた晋により攻撃され滅亡。

こづか

これで三国全て滅びたのね。
どこが勝つか選択肢を三つだして、実は四つ目ってなんかずるいわ。
わからないと答え出せないじゃない。

こめ

ちなみに東晋(とうしん)も出てくるんですが、この晋は西晋(せいしん)といいます。
武帝となった司馬炎ですが、占田・課田法(せんでん・かでんほう)という法をだしました。

こめ

と思いきや、飽きちゃったんでしょうか。
女遊びをしまくります。美女集めまくり。
もう異民族の対策とかどうでもいいみたいです。

こづか

遊んでばかりで大丈夫なの?
なんだか嫌な予感がするわね…。

異民族の力を借りちゃった

こめ

司馬炎が亡くなってから司馬一族で権力争いが勃発。
八王の乱(はちおうのらん)といいます。
この時身内で争うので、手を借りるのは親戚以外になりますよね。
なんと匈奴(きょうど)や他の異民族の力を借りました。

いぬかい

う〜む。
赤柴、黒柴、胡麻柴、白柴たちがそれぞれドーベルマン、シェパード、ピッドブル、マスティフらと手を組むようなものか…。
せめて土佐犬、秋田犬にしておけば…。
司馬一族め、下手うったでござるな!

こめ

その例えだと、柴犬より圧倒的に強いので逆にやられてしまいますね。
実際もそんな感じで永嘉の乱(えいかのらん)で匈奴にやられました。
ここで三国時代の勝者、晋は滅亡します。

いぬかい

か〜!だから洋犬ではなく日本犬なら…。
おや?逃げてるものがおるぞ!

こめ

一部の逃げた司馬一族は東晋を建国します。
しかしそれ以外の土地は異民族が入ってきて混乱した時代に突入していきます。

あとがき

こめ

三国志は掘り下げるととんでもないことになると予想されますので、軽くやるくらいがいいです。

いぬかい

司馬一族…東で再起を図れるのか!?

こづか

しばらく落ち着かない時代が続きそうね。

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