土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

三国志目前!宦官VS外戚!力をつけた豪族と無力な皇帝

ひつじだ

きゃーーーー!!変態!!!

こめ

変態ではありません!大事なものを切り落とした男性たちです!
宮廷で仕えてる人たちですよ。

こづか

なのにこの変態感は一体どうして…

光の時代は瞬く間に終わる

こめ

前回は全て完璧な男、光武帝(こうぶてい)により安定した時代が訪れました。その後2、3代目も平和です。しかし、4代目からある勢力が力をつけてきました。それが宦官(かんがん)外戚(がいせき)です。

ひつじだ

きゃーーーー!!!なんでこういう話の時に女の子2人呼ぶの!!!

こづか

そんな見本のような反応をしてはダメよ、ひつじだちゃん。
目を閉じて心を静めて。

こめ

ちょっとおさらいすると、光武帝は金印を奴国(なこく)にプレゼントしてくれましたね。実はこれ冊封体制(さくほうたいせい)というもので、中国の皇帝が奴国の王を認めたからくれたものです。

こめ

それでは不安定になっていく後漢を見ていきましょう!

諸外国との関係。それと文化人。

こめ

後漢は光武帝以外存在感がないです…。
崩壊していく前にちょっと中の様子をまとめます。

こめ

まず班兄弟です。弟の班超(はんちょう)は軍人タイプで、西域都護(さいいきとご)に就任し、中央アジアを統括しました。
この人の名言で、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の名言があります。
怖がってる部下をこの言葉で励ましました。

こめ

その部下の1人、甘英(かんえい)大秦(だいしん)ことローマ帝国に派遣されます。しかし到達できず。パルティアまでは行けたっぽい。

こづか

あら?この人はローマ帝国の五賢帝の1人、マルクス・アウレリウス・アントニヌス。…言えたわ。アントンって彼のこと?

こめ

だと言われています。
今のベトナムのあたりに使者がきました。

こめ

そしてもう1人の班兄弟!兄の班固(はんこ)漢書(かんじょ)を書きます!完成させたのは妹です。班兄弟はみんな優秀ですね。

こめ

その隣の蔡倫(さいりん)は宦官です。これまで何か書いて残すものは竹簡木簡とかで書きにくかったんですが、なんと紙に書けるようになりました!これでスラスラいろんなことを書けるようになって、効率UP!

ひつじだ

今は紙に書くよりPCで売ったほうが早いけけど、当時の人はそのくらい「うわ便利!」って思えたんだろうね!

こめ

続き!
司馬遷(しばせん)は古代中国から前漢最盛期の皇帝、武帝(ぶてい)までの人物伝をまとめました。それが史記(しき)です。

こづか

待って。武帝の声が聞こえるわ。
「俺の時代の人間だよ」ですって。後漢の人じゃないみたいだけど…?

こめ

前漢の時に書けてませんでしたすいません。彼は後漢じゃなく前漢の人です!!!

こめ

鄭玄(じょうげん)は後漢であってます。儒学の経典を理解する学問の訓詁学(くんこがく)を大成しました!
これで文化人紹介終わり!いよいよ滅亡に向かいますよ〜!

弟の班超(はんちょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
兄の班固(はんこ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
妹の班昭(はんしょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蔡倫(さいりん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
司馬遷(しばせん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

幼い皇帝たちでは歯がたたない

こめ

5〜10代目を見てください。みんな若いんです。ほとんど赤ちゃん。
なので当然政治はできないし、力もない弱い皇帝たちが続きます。そうなると強い勢力が台頭しますよね。

こめ

まず地方では豪族が勢力拡大してきます。郷挙里選(きょうきょりせん)と言って、地方の豪族が人を推薦します。でもこれって能力見ないでコネとか賄賂で…って流れもできちゃいました。

ひつじだ

なんかやだ…真剣に面接しても落とされて、知人の子とかがすんなり入社しちゃう感じ…。でも皇帝何もできないから、地方のおじさんとかが権限持っちゃうんだ…。

こめ

宮廷内では外戚が力をつけます。外戚は皇帝の奥さんの一族です。例えば地方の普通の娘でも、皇帝に見初められたら一気に地位が上がります。そしたら親族は大喜び!皇帝と結婚なんて玉の輿どころじゃないですもんね。

こづか

舞い上がってしまうのはわかるわ。でも出世するかどうかはその人の能力を見てほしいものね。親族ってだけで贔屓されちゃうの…。

こめ

最後に宦官です。大事なものを切った男性です。この時代DNA鑑定とかないので、うっかり皇后とか側室が宮中の男性といちゃついて子どもができたら大変!絶対に父親は皇帝でないといけませんよね。

こめ

しかし力仕事とか男性向きの仕事もあるので、子どもを作る心配がない男性がいると皇帝も安心できます。宦官は宮廷を色々出入りできるので、情報を握れました。

ひつじだ

うっわ!なんかすごく性格悪そう…。

後漢の崩壊

こめ

性格悪そうな宦官たち。ついにやっちゃいました。
ついている官僚たちを弾圧し、宦官だけが残っちゃいます。党錮の禁(とうこのきん)といいます。

こづか

この時も皇帝は何もできないのね…。
宦官のいいようにされてしまうわ!

こめ

性格悪い宦官は世のため人のためなんて全く思いません。全ては自分の欲のため。そうすると市民の扱いが雑になります。
市民は不満や恐怖を募らせ、神にすがります。こうしたことが背景にあり、ついに農民反乱もおきました!

こめ

黄巾の乱(こうきんのらん)です。黄色の頭巾をかぶってたことからそう呼ばれてます。張角(ちょうかく)太平道(たいへいどう)という宗教の教祖様です。しかし乱の最中に病死したことで、乱は終わりました。

ひつじだ

漫画みたいな顔してるんだね〜。
あと三国志は聞いたことあるよ!よく知らないけど…。

ゲームよりだいぶ可愛い張角(ちょうかく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あとがき

こめ

次回どんな風に書こうか悩むな〜人気の時代だから緊張〜

こづか

有名人が多いわよね。三国志に限らず英雄が多い時代は人気よ。

ひつじだ

なんでみんな戦争ダメとか言うのに戦争多い時代好きなんだろうね…。

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