土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

冷酷無慈悲の王_ヘンリー8世(前編)

こめ

みんな大好きヘンリー8世です!
凄まじい結婚歴でも有名。

うづき

なかなかパンチのあるおじさんだね!
ども!ゴシップの匂いを嗅ぎつけてきたうづきっす!

しきょう

結婚のことばかり言われがちですが、王様として力もあったのですよ!

登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヘンリー8世

王朝:テューダー朝2代目
タイプ:暴君

いろいろパワフルな王。夫としては最悪。
その通りかなりゲスい結婚歴の持ち主。
6人の奥様がいる。処刑したり、離婚したり。

・絶対君主
・国王至上法(首長法)
・イギリス国教会

日本は戦国時代。正徳帝と同い年

歴代の妻たち

①キャサリン・オブ・アラゴン
②アン・ブーリン
③ジェーン・シーモア
④アン・オブ・クレーヴス
⑤キャサリン・ハワード
⑥キャサリン・パー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うづき

うほほ〜!なになに奥さんめっちゃいる〜!
愛人ではなく奥さんなのが気になりますな!

妻たちの末路

こめ

不穏な見出しですが、この奥さんたち、ちょっと関係があります。
侍女率高し!

うづき

これはもうあれだよ。癖だね!
よく見りゃ名前も似たり寄ったり!あらららら

しきょう

こめ

そんな奥さんたち、結果こうなります!

うづき

ひい!

しきょう

みんな大変なことになってるであります!

こめ

なんでこんなことに…!それを見ていきます!

生い立ち

こめ

時は16世紀イングランド。日本は戦国時代です!

こめ

この時の王朝は「テューダー朝」。
初代のヘンリー7世の子どもがヘンリー8世になります!

うづき

7世なのに初代とか、こんがらがる!

こめ

肖像画だとでっぷりしてるヘンリー8世。若い時は痩せててイケメンです。
ちなみに妹は前回の主人公、ジェーン・グレイのおばあちゃんになります!

スペイン王女との結婚。そして…

こめ

ヘンリー8世は王子の頃、スペイン王女キャサリン・オブ・アラゴンと結婚します。二人の子がメアリー1世です。このキャサリンさん、親はレコンキスタで有名なイサベル1世フェルナンド2世です。

こめ

キャサリンは優秀な王妃でした。
国民からも慕われ、時には王に変わって敵国の兵士と戦い勝利したり。この頃は仲良し夫婦でした。
しかし男子を産めなかったことが彼女の人生を暗転させます。

うづき

むむ…!

こめ

男子が欲しいヘンリー8世はどんどん愛人を作っていきます。その中に「2番目の妻」になるアン・ブーリンもいました。彼女はキャサリンの侍女です。

しきょう

キャサリンに落ち度はないのにかわいそうであります!

こめ

アンは「王妃にしてくれるなら男子を産む」と挑発し、ヘンリー8世はのめり込んでいきます。
そして20代のアンは40代のキャサリンを見下し、「自分こそ王妃だ」とでかい態度でキャサリンの前でいちゃつきます。

うづき

ふう〜性格悪いね〜!

こめ

「側室にして男子を産めばいいのでは?」と思いますよね。
イングランドは「正妻の子」しか王位継承権はありません。
その代わり女性でも王になれます。
この辺は日本と違いますね!

こめ

キャサリンと離婚したいヘンリー8世は教会にお願いしに行きました。
しかし周囲は大反対。キリスト教的にも離婚は基本NGです。
それに王族の結婚は国が動きます。好き嫌いで当人同士が決めれることではありません!

しきょう

キャサリンが不憫であります!

こめ

どうしても離婚したいヘンリー8世はわがままを言ったので教皇の怒りを買い、教会と対立。
そして強行突破します。
国王至上法(首長法)という“イングランド内の教会のトップを国王”というルールを作り、イギリス国教会を作りました。

こめ

そんなオリジナル教会の教会ルールに基づき「キャサリンとは初めから結婚してませんでした」とされます。
娘のメアリー1世は婚外子扱いになったため、「王位継承権」を失いました。

うづき

な、なに???
これが王の戯れってやつか!
娘巻き込むのやめれ〜!

しきょう

破天荒でありますが、それだけヘンリー8世の影響力があったのであります!
無力な王だとそうはいかないのであります!

自分だけは特別?残念…思い込み。

こめ

キャサリンを追い出すことに成功したアン。
この時できた子どもがエリザベス1世です。

うづき

早いな〜!でも女の子じゃヘンリー8世的に上手くない??

こめ

そうなんです。ヘンリー8世は後継者の男が欲しいんです。
しかも離婚問題が長引いて、なんやかんや7年くらい経ってます。
アンも若さで勝負できない年齢になってきてしまいました。

こめ

前妻の娘・メアリー1世とも対立。
メアリー1世は「私の母こそ王妃で、あんたは認めない」と反抗します。アンは激怒し、エリザベス1世の侍女にさせます。
幼少期の屈辱的な経験が、彼女の人格を歪めていくのであった。

しきょう

ヘンリー8世はもう少し周囲の感情を理解して欲しいのであります…
自分の思いに忠実すぎるのであります…

こめ

結局男子を産めないのでヘンリー8世は失望。アンの始末を考えるようになります。調子にのって敵を作っていたアンは味方になってくれる人がいません。

うづき

ちょちょちょ、始末とか…産まれる子どもの性別選べないのに、過酷な二択過ぎぃ!

こめ

アンはこのあと身に覚えがない罪をいくつもかけられ斬首刑になります。
この時エリザベス1世は3歳。「父が母を殺す」という衝撃が彼女の人生にも影響していきます。
そしてこの後すぐ3番目の妻と再婚。それはアンの侍女ジェーン・シーモアでした。皮肉なことにキャサリンにした仕打ちが自分に返ってきたのでした。

待望の男子誕生!しかし…

こめ

ジェーン・シーモアはアンと違い、不遇のメアリー1世とエリザベス1世に優しく接します。
そして次期王のエドワード6世を産みます。
待望の男子でしたが病弱な王でした。

こめ

しかしジェーンは出産直後すぐ亡くなってしまいます。
ヘンリー8世は焦ります。
病弱な息子一人では心許ないし、彼を育てる母親が必要です。
アラフォーのヘンリー8世は急いで次の女性を探すのでした。

うづき

人生上手くいかねええ

しきょう

まだ3人目なのにすごいボリュームであります!
後半もこの調子で進むので、頑張るであります!

あとがき

こめ

やっぱりボリューム多すぎて前編後編になりました。
削れないよこの内容。

うづき

でもあれだね、側から見てると面白いよね。
ひどいって言いながら見ちゃう!

しきょう

後半はどうなるでありますか!

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