テューダー朝最後になります!
超有名ですね!
わっしょい!
有名人のすごい話聞きたいでござる!
海戦!俺の専門分野じゃーん!
登場人物
エリザベス1世
王朝:テューダー朝6代目(ジェーン・グレイをカウントしないと5代目)
タイプ:名君
ヘンリー8世の2番目の王妃の子。
メアリー1世&エドワード6世とは腹違いの兄弟。
絶対王政全盛期の女王。
印象的な髪型と首のひらひら。
・絶対王政最盛期の女王
・国民的人気
・統一法発布
・メアリー・スチュアート処刑
・アルマダ海戦で勝利
・東インド会社設立
日本は戦国時代。前田慶次と同い年
フェリペ2世
国名:スペイン黄金期の王
タイプ:書類王
当時のスペインは世界最強の力を持っており、その時の王でハプスブルク家の人。太陽の沈まぬ国の王。
結構寡黙な性格で、読書が好き。かなりのガリ勉だったことから「書類王」といわれる。
・カトー・カンブレジ条約優位に終結
・オランダ独立戦争
・レパントの海戦で勝利
・無敵艦隊アルマダ
・ポルトガル併合
・天正遣欧少年使節
・アルマダ海戦で敗北
日本は戦国時代。藤堂高虎と同い年
メアリー・スチュアート
王朝:スコットランド女王(一時期フランス王妃)
タイプ:悲劇の女王
スコットランドでわずか生後6日で女王になる。前半世は割と順風満帆だったが、夫の死で人生が転落していく。
好きになる男がダメンズだったり、殺されたりと、男運が悪い。
最後はエリザベス1世の王位を狙うも、バレて処刑。
・エリザベス1世と比較されることが多く、映画にもなってる
日本は戦国時代。徳川家康と同い年
女人が多いが、そんなに激しい戦いが…!?
過酷すぎる幼少期
うおおお!そんなちっちぇー時からとんだ苦労を!
でも育ての親がちゃんとした人でよかった!
しかしヘンリー8世亡き後、パーは別の男トマス・シーモアと再婚します。
王の命令で仕方なく結婚したけど、死んだら一緒になろうねと約束していたのでした。
親のいないエリザベス1世はパーに引き取られます。パーは妊娠し、幸せな余生を過ごすはずでした。あの日が来るまでは。
あの日?
ある日パーはエリザベス1世の寝室に行くと、旦那と抱き合ってました。
幼いエリザベス1世がどこまで認識していたのか不明ですが、あまりのショックにパーはエリザベス1世を追い出します。
パーはのちに出産し、そのまま亡くなります。
こうしてエリザベス1世は肉親、育ての親全て失うのです。
ぬおおおおおえええええあああああ
このトマス・シーモアは野心のある男で、女王になる可能性があるエリザベス1世に目をつけていたんです。パーの死後、すぐに求婚したり…。おぞましい展開です。
ただ王室支配を企てていたことがバレて斬首刑になります。
そしてもうひとつは姉メアリー1世に生涯恨まれていたといいます。
理由は「アン・ブーリンの娘」だからです。メアリー1世が女王になっている間は、約1年ロンドン塔で幽閉生活を送ります。いつ殺されてもおかしくない状況でいじめられていました。
さらにメアリー1世亡き後、その夫フェリペ2世から求婚されます。
なんとも複雑。
女王に即位し、国内をまとめだす
エリザベス1世といえばこの髪型と首のヒラヒラですね!
女王になったのでヘアスタイル変えときます。
メアリー1世は子どもがいなかったので、渋々エリザベス1世を後継者にしました。
25才で即位。多くの国民から指示されましたが、一方でカトリック派からはよく思われていませんでした。理由はプロテスタント寄りのイギリス国教会を引き継いだからです。
そこで国内の宗教問題をまず解決させます。
どっちかに偏らない中間の政策、統一法を発布します。一部の過激派からは甘いと批難されますが、これで収束へ向かいます。
万人の理解を得るのってむずいよな〜
多少の非難は受け入れないとか
そしてイングランド女王となったエリザベス1世には各国から求婚されます。
これは女王と結婚できればその国の支配権も手に入れられるからです。
しかし恋愛に絆されないエリザベス1世!冷静にこれを対処します。
はっきりしない態度を取り、手に入る可能性をちらつかせることで侵略されないように立ち回りました!
メアリー・スチュアートと女の戦い
姉と同じ名前のメアリー・スチュアート。この人は隣国スコットランドの女王なんですが、色々あって親戚のエリザベス1世を頼ってきました。
ちなみにこの人はヘンリー8世の姉の孫です。
スコットランドから亡命してきたメアリーは、匿われて幽閉生活を送ります。
とはいっても牢屋にいたわけではなく、とっても自由でした。
しかし、女王経験のある彼女は物足りなくなりエリザベス1世の王位を狙い、自分が女王になろうとします。
何ー!せっかく助けたのに!
者ども、であえであえー!
メアリーはスコットランドの女王でもあり、フランス王妃でもあったんです。
フランス国王アンリ2世は生前「エリザベス1世って庶子の身分になった女じゃん。嫁に来たメアリーの方がイングランド女王として相応しいだろ」と悪口言ってたんですよね。
だから「自分もイングランド女王になる資格ある」って思ったんでしょうね。
エリザベス1世マジでキレる5秒前
反エリザベス1世派の人間がメアリーを担ぎ上げて女王暗殺計画を企てます。
しかし優秀な部下が証拠を抑え、関係者は逮捕。そしてメアリーは斬首されます。
このことは周囲のカトリック派の人から批難の声が上がり、関係が不仲となっていたフェリペ2世はこの事件をきっかけに戦争を仕掛けてきます。
立ちはだかるは世界最強の男
か、かっこいい…世界最強の男…!!!
姉の旦那であり、自分を口説きにきた男。
その男は当時世界最強のスペイン「太陽の沈まぬ国」の王。
フェリペ2世です。
有名なアルマダ海戦が始まります。
スペインに対してイングランドは小国で、とても勝てるような相手ではありませんでした。
圧倒的強者を相手に戦うのか!戦略が気になるな!
両国の不仲の理由はいくつかあります。
・スペインはオランダに圧力をかけていたけど、イングランドはオランダを援助していた。
・宗教の違い。
・イングランドの海賊がスペイン船を襲撃して、金品をかすめてた。
などがあります。メアリーの一件は攻め込む口実ですかね。
この時イングランド側にいた海賊フランシス・ドレーク。国が公認してる海賊で唯一教科書に出てきます!
スペインは世界最強の「無敵艦隊」を所持しています。
エリザベス1世はスペシャル人事を決行。それは海賊を海軍の指揮官に任命したのです。
海上戦に長けた海賊に国の命運を分ける戦いに起用。
しかし彼女自身もお城から出て戦士たちの前で演説し、軍を鼓舞します。
うむうむ!こういうのは大事である!
やはり大将はこうでなければならない!
あっぱれ!
海賊フランシス・ドレークは自分たちの船に火を放ち、スペインの無敵艦隊に突進させます。
艦隊は炎上し、スペイン軍は総崩れとなります。
小国のイングランドが最強のスペインを破ったニュースは世界中で驚かれます。
そしてイングランドは強国の仲間入りを果たしたのです!
痺れるね〜!俺も呼ばれてれば突進してあげれたのに!
そしたら俺にも金くれるかな?
強国を倒したその先は
アルマダ海戦で勝利し、ガンガン海に出れるようになったイングランドは、アジア進出の第一歩として東インド会社を作ります。
女王の許可を得た商人たちはジャリンジャリン稼ぎまくります。
「国家と結婚している」
エリザベス1世の代名詞のようなセリフですね。
この言葉通り、国に人生を捧げておりました。
結婚しなかった理由として、考えられるのは「結婚を外交のカードにしていた」「結婚=斬首のイメージができてしまい、トラウマになってる」「不妊体質だった」など言われてます。実際はどうなんでしょう。でも恋人はいました!
あとがき
世界史の大人気人物のひとりであるな!
その人気、しかと理解した!
大将としての務めを立派に果たしたのだな!
弱者が強者に勝つ展開燃えるよな!
個人的にエリザベス1世の「耐えて勝つ」生き方。
私も実践させていただきました。
しんどかった。
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