

ロシア突入です!
といってもまだロシアでなく、モスクワ大公国といいます。



あっダメだ眠い
あたし寒いの無理



大丈夫?私にくるまって…
登場人物


イヴァン3世
国名:モスクワ(現ロシア)
タイプ:名君・大帝
モンゴルの支配から独立し、ロシアの前身を作った人。
皇帝(ロシアでは「ツァーリ」と呼ぶ)を名乗る。
奥さんに尻に敷かれがち。
・モンゴル(キプチャク=ハン国)からの独立
・皇帝「ツァーリ」を名乗る
日本は室町時代。日野富子と同い年



帽子のもふもふが私と似てるね…!
モスクワで生まれる





イヴァン3世は現在のロシアの首都、モスクワで生まれました!
ただこの時はまだ現在の「ロシア」の大きさになっていません。
まだ小さい国でした。



この頃の情勢結構複雑ですので説明して参ります〜



むにゃむにゃ…複雑な話…
無理…
ちょっと面倒な背景





地図を見てください。左側に前やった神聖ローマ帝国(現ドイツあたり)があります。
そしてその下にはビザンツ帝国(現イスタンブール)という大きな国がありました。
この国はかつてのローマの半分の要素を持っていました。



ローマはカエサルとか、なんとかニウスとかがいたあのローマかな。



そうです!
その間にスラヴ人という人たちがいたんですが、南・西・東と住んでるところの違いで影響を受ける宗教が違いました。
カトリックはヨーロッパでもたくさん出てきましたが、ギリシア正教会は初登場です。



宗教の詳細はまたいずれやる感じだね!



はい、今回はそういう宗教があったくらいに思っててください。
中でも東の方に注目します。(西と南はまたいずれ)
ここがロシアの元になっていくんですが、まず「ノヴゴロド国」→「キエフ公国」となっていきます。
そんな感じで一見順調そうでしたが…



モンゴル人襲来!
来たのはあのチンギス・ハンの孫バトゥです。おじいちゃんが有名すぎて霞みますね。
バトゥはキエフ公国を滅ぼし、ここに「キプチャク=ハン国」という国を作り支配します。
この支配下に置かれている状況を「タタールのくびき」といいます。約240年続きました…。


今回関係ないけど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


よくわからん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツァーリ爆誕





やっと主人公登場!
そんなモンゴル側からの支配から解放したのがこのイヴァン3世。
モスクワ公国から大公国に進化し、完全に独立しました!
ここから強国となる礎を築いたんですね。



そしてこの前にちょうど?下にあったビザンツ帝国が滅んでしまいました。
そんな時に結婚したのはなんとビザンツ帝国の皇帝の姪でした。



なので「ビザンツ帝国継いじゃおうか」的な感じで皇帝を名乗ります。
ロシアでは皇帝をツァーリと呼びました。
しかし!イヴァン3世のはあくまで自称。誰かから「あなたが皇帝です」と認められていたわけじゃないんです。



な〜んだ自称か!
じゃああたしもケロケロ王国のお姫様!
お腹すいたわ!虫をいっぱい持ってきて!



正式に皇帝として出てくるのは孫のイヴァン4世です。
そしてイヴァン3世は領土をどんどん拡大していって、モスクワ大公国になりました。
第3のローマとも呼ばれるようになります!(ビザンツ帝国がローマ要素あったから)



無視?


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


そしてあの雷帝に繋がっていく…





次回に繋げるために影薄いヴァーシリー3世を出しておきます。
名前すら出されないことがあるのでイヴァン3世の息子がイヴァン4世って思われないように…



みんな同じ名前にしてほしいよね〜
なんとか1世が交互に来るのわけわかんない!



そんな…人名なんだから仕方ないよ…


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あとがき



次回はあの雷帝の登場です!
どきどき



な、なんだかとっても怖そうな名前だね…
心臓に悪いな〜



うう〜ロシア寒いよ〜
眠い…むにゃ…
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