土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

仏教に美術に!日本にも伝わる!クシャーナ朝

こめ

長かったローマが終わり、ちょっとしか書けてなかったインドの方にやってきたよ〜

ぞうやま

はぁはぁ…こ、興奮せずにはいられない予感がするゾ…

いぬかい

な、なんでござるか!怖いでござる!

クシャーナ朝誕生

こめ

前回(だいぶ前)にマウリヤ朝アショーカの話をしました。
その後にできたのが今回やるクシャーナ朝です。
資料が少なく、謎多き王朝です。

いぬかい

カニシカ1世とな!アニマルな名前でござる!🦀🦌
このお方も仏教を保護された方なのだな!

こめ

この王朝はなんといっても場所に注目です!
私の塗り方がいまいちですが、インド系の王朝にしてはちょっと上の方にあるんですよね。
そして横のラインにはローマ帝国後漢が!この時にはシルクロードができているので、交易が盛んでした。

こめ

ローマ帝国とは季節風貿易により、香辛料金貨をやり取りしていたようです。
そして黄色のバクトリア王国からは芸術面で影響を受けました。

コインのイラスト化むずい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ガンダーラ美術誕生

ぞうやま

きったパオおぉぉぉぉおおお!!!!!!
ガンダ〜ラ🎵ガンダ〜ラ🎵

こめ

この王朝で誕生したのがガンダーラ美術です。
最初は仏様を作るのはちょっと…って感じでしたが、ヘレニズム文化の影響を受けて、作ってみるかって流れになりました。

ぞうやま

ギリシャ神話の神々の像を見て考えが変わったのですね。
わかります。

こめ

特徴としてはギリシア系の顔立ちということです。
見てみると彫りが深くてくっきりした顔立ちです。
結構イケメン。

こめ

祝☆仏像誕生となったわけですが、日本にももちろん伝わりました!

ぞうやま

早く!早く日本にも伝えるのです!!!

服とかもローマ感ある
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大乗仏教誕生

こめ

こちらも私たちと馴染みが深い宗教のお話!
といっても聞きなれない…。
ちょっと過去に遡ってみましょう。

こめ

ブッタが亡くなってから100年後くらいに仏教はふたつになります。
上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)はまず自分が修行し出家します。厳格で規律を重んじます。悟りを開いた人(阿羅漢(あらかん))を目指します。
この仏教は東南アジアに広がります!

みんながなれるわけじゃない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

そしてクシャーナ朝で誕生したのが大乗仏教(だいじょうぶっきょう)です。上座部仏教に比べて緩め。過酷な修行はしなくても、みんな救われるんだよという感じ。
この宗教は日本に伝わります。なので日本の仏教は全て大乗仏教のくくりですね!

いぬかい

我が国についに仏教が…!
ところで船に乗ってるのはなんでござるか?

こめ

この2つの仏教は船に例えられるんだそうです。
まず自分が出家する上座部仏教は船に1人とすると、大乗仏教はみんなでってイメージ。大乗…大勢乗るってことですね。
多くの人を救う大乗仏教に対し、自分だけかよって差別的につけられたのが小乗仏教(しょうじょうぶっきょう)という呼び名です。使わない方がいいですね。

こめ

仏教の話はいずれどこかでまたまとめようと思います。
今回は軽く済ませます。
大乗仏教の考えに「空(くう)」があります。なかなか難解に感じるのですが、この考えを理論化したのがナーガールジュナ竜樹(りゅうじゅ))という僧侶です。

いぬかい

カタカナと漢字がいっぱい…難しいでござる!
仏教と聞いたからもっとわかるかと思っていたのに!
不覚…!

真ん中にいるのがナーガールジュナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そして最後は

こめ

こちらはクシャーナ朝の近くにあった王朝です。
有名なのがサータヴァーハナ朝ですね。
同じくローマ帝国と交易しておりました。

こめ

そして、クシャーナ朝はササン朝ペルシアが攻撃したことで終わります。
シャープール1世はローマ帝国で皇帝を捕まえた皇帝です。

あとがき

こめ

宗教の話まじで難しい。理解するのに時間かかる。
今もできてない…。

いぬかい

しかし知らねばならぬ!
我が国にとっても重要なこと!

ぞうやま

僕は消化不良だゾ!もっともっともっともっともっともっともっと美術の話を!!!

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