土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

ローマ内戦!皇帝が売られちゃう五皇帝の年

こめ

ヘラクレスのコスプレしてた皇帝・コンモドゥスが暗殺され、
次の皇帝を決めないとですね!
なんと皇帝の地位が売られることに!

こづか

なんてこと…死人がこんなに…

ひつじだ

やああああ!カリスマ性のある立派な皇帝出てきて!

目まぐるしく変わる皇帝の座

こめ

五皇帝は前にやった五賢帝とは違います。
その前にやった四皇帝と同じで、短期間で皇帝が変わったことを指します。
とはいえ実質皇帝は3人、2人はなろうとしたくらいでなってません。
つまりいいことではなく、混乱状態になっているということです。

こめ

コンモドゥスの次はペルナティクスというおじいちゃんが就任。
コンモドゥスの父で五賢帝のマルクス・アウレリウス・アントニヌスを見習います。しかし、コンモドゥスのノリに慣れてしまった市民や元老院からは堅苦しいと言われます。

ひつじだ

あれ…なんか前もおじいちゃんがなってすぐ次に変わらなかったっけ…?
気のせい?

こめ

四皇帝時代再び!
不人気だったのですぐに消されます(暗殺)。またもや皇帝を決めないといけません。
しかしこの時近衛兵が力を持って勝手に皇帝の権利を競売にかけます。するとお金がある人が皇帝になれるんですね。

こづか

そんなことで国のこと決めていいのかしら。
嫌な予感しかしないわ。

こめ

皇帝の座を買ったユリアヌスという男が就任します。
しかし市民は「皇帝を買った」という行動が受け入れられません。
そんな下品なやつは暗殺だ!
ユリアヌスは大金を払って寿命を縮めました。

こめ

その次は「皇帝にオレはなる!」って人が複数人出てきて、勝ったのがセウェルスになります。なのでセウェルス朝の始まり〜。
果たして何代まで持つのでしょうか。

ひつじだ

あ!コンモドゥス、名誉回復されてる!良かったね!

プブリウス・ヘルウィウス・ペルティナクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルクス・ディディウス・セウェルス・ユリアヌス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近衛兵は左側の人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自分は良くても息子がね…

こめ

セウェルスは軍を持っていたので軍人を優遇して、元老院や近衛隊には厳しくしていきます。皇帝は元老院と揉めるとロクなことにならないのがお決まりパターンかな。
この軍人>>>>>>元老院の関係はこの後くる軍人皇帝時代の基盤になるのです!

こめ

石膏と絵じゃ分かりませんが、セウェルスはローマ人ではないんです。日本のトップが日本人じゃないってことですよね。なんか変な感じ。
そう思うのは私が日本人だからかな。

ひつじだ

な、なんか顔が怖い人が出てきた…

こめ

セウェルスは息子2人に共同統治者として仲良く頑張れと遺言を残して病死します。
しかしこの可愛い名前で怖い顔の男、カラカラはとんでもない暴君になっていくのでした…。

こづか

あああ…!数えきれない人たちの悲鳴が聞こえるわ!
一体どうしてこんなことが…。

こめ

次回はローマ最恐の皇帝の登場だ!

ルキウス・セプティミウス・セウェルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戦いで勝った記念に建てた凱旋門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あとがき

こづか

カリグラ、ネロをも上回る暴君の登場ね。
案外普通の人から生まれたのね。

ひつじだ

なんで突然すごい人が出てくるんだろうね…親は普通なのに…

こめ

先天的なものなのか。後天的なものなのか。
カラカラの人生はいかに…。

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