は?何この呪文ネームは。特に最後のやつ。
学生に覚えられる気あんの?
そんなつもりで名前考えてないでしょ笑
数々の学生を苦しめたであろう五賢帝ネーム笑
なぜか最後の人は覚えられちゃった不思議…。
登場人物
マルクス・コッケイウス・ネルウァ
王朝:ネルウァ=アントニヌス朝初代皇帝
タイプ:おじいちゃん
フラウィウス朝が3代で終わった後に就任。高齢で子どももいなかったため、すぐにトラヤヌスにバトンタッチ。この任命がナイスだったと言われてる。
・五賢帝
日本は弥生時代。
マルクス・ウルピウス・ネルウァ・トラヤヌス・アウグストゥス
王朝:ネルウァ=アントニヌス朝2代目皇帝
タイプ:体育会系
名君の1人。軍人経験もあり、軍人からの印象もいい。実はスペイン生まれで、初の「ローマ出身の貴族」以外が皇帝になった。変な人が多かったローマ皇帝だが、久しぶりにいい皇帝。
・五賢帝
・ローマ最大領土に拡大(ダキア、メソポタミア)
日本は弥生時代。
プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌス
王朝:ネルウァ=アントニヌス朝3代目皇帝
タイプ:テルマエ・●マエの人1
就任の際に、実は先代トラヤヌスの奥さんと不倫してたからプッシュしてもらえたとかなんとか。その後元老院を処刑する事件があり、元老院とは不仲。お風呂と美少年好き。
・五賢帝
・防壁建設(世界遺産「ハドリアヌスの長城」)
日本は弥生時代。
ティトゥス・フルウィウス・アエリウス・ハドリアヌス・アントニヌス・アウグストゥス・ピウス
王朝:ネルウァ=アントニヌス朝4代目皇帝
タイプ:テルマエ・●マエの人2
五賢帝の中でも影が薄い。しかしその治世はとても平和で問題がなかった。世界史的にみると少し寂しい。ハドリアヌスを神格化させるため、元老院に訴えた。
・五賢帝
日本は弥生時代。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス
王朝:ネルウァ=アントニヌス朝5代目皇帝
タイプ:哲人皇帝
名前が有名すぎる。世界史勉強で心を折ってくる1人。哲学者で、本も出してる。後継者選びに失敗することになるが、それは次回のお話。
・五賢帝
・自省録(じせいろく)執筆
日本は弥生時代。
は?え…本名やば。マルクス・アウレリウス・アントニヌスはマシだったんかい!
ちょっと待って!最後ミスターサ●ンじゃん!
おじいちゃんと体育会系
前回一年で皇帝がコロコロ変わる四皇帝の時代、その後コロッセオを作ったフラウィウス朝3代をやりました。
その最後の皇帝、ドミティアヌスは存在を消される刑に処されましたね。
存在を消される刑…。なんか悲しい。
彼には子どもがいなかったので、王朝は断絶。次の皇帝を決めないといけません。元老院はネルウァを指名。この人は五賢帝とか呼ばれる立派な皇帝の1人のはずなのに、あんまり記録がないです。
高齢だし、子どももいなかったので、すぐにトラヤヌスにバトンタッチ。
このトラヤヌスがとてもよかったので、任命したの素晴らしいねってことになってます。
ふーん。超有名でいい政治したとかじゃないんだね!
この任命もトラヤヌスの才気を見抜いてとかではなく、周囲に押し切られた感じなので、なんか想像していたほどの凄さは感じられませんでした。まあでもこの前の皇帝は変人や人格的に難ありが多かったので、普通は最高。
おじいちゃんだったネルウァとは対照的で、トラヤヌスは超体育会系です。ローマの領土を最大限に拡大しました。軍人でもあったので、軍人からの支持もあります。しかし戦場にて病死。子どもがいなかったので、急遽後継を決めます。
と、その前に。このダキアという地域ですが、現在のルーマニアになります。ローマの地→ローマニア→ルーマニアというわけです。
おおお!
たまにこれ系で無茶だろってのあるけど、これはわかる!
防御と慈悲と哲学
トラヤヌスのおかげでローマは巨大な国になりました。
しかし大きければ大きいほど維持費がかかります。体育会系ではなかったハドリアヌスは攻めより守りを重視。万里の長城的なものを作ります。
ハドリアヌスは優秀だったんですが、後継者問題がありました。
自分が皇帝になる際、トラヤヌスの奥さんと不倫してたから推してもらえたんだろって噂があったり、その後元老院を処刑したりしたので、元老院から嫌われてました。
自分の後継者選びもです。彼は同性愛者だったので子どもがいません。
余談ですが、寵愛していた美少年がこちらです。
でえええええああああ!!!!!
イケメンすぎる!!!!!最高か!!!!
ふっ…ふふああああああはあははあ!
これは寵愛ならぬ超愛ですわ…ほんま美少年!!!
次に就任したのはアントニヌスです。ハドリアヌスが元老院と仲悪かったため、記憶を消されそうになったのを食い止めたそうです。
残念ながらあんまりエピソードがないという。
それもそのはず。彼の治世は何の問題もなかったようです。平和が一番。
特になしは辛いだろ…。
そして五賢帝最後を飾るのは名前が有名なマルクス・アウレリウス・アントニヌス。禁欲主義のストア派哲学者だったので、戦争より「人生とは…生きるとは…」みたいな感じのことを考えるのが好きだそうです。そういうのをまとめた自省録(じせいろく)を出してます。
しかしそんな彼は最後の最後にやらかしちゃいます。
それは後継者選びの失敗です。ここで五賢帝、賢い皇帝が終わるということは、この次はそうじゃないってことです!
なんかめんどくさそう。あたしとは気が合わないわ!
辛気臭いの嫌!イケメンがいい〜〜〜!美少年〜〜〜〜!!!
パクス・ロマーナの終焉
最後にローマの生活を見ていきましょう。
この時は季節風を利用した貿易をインドと行なっていました。
この時代当然モーターとかないので、風がないと船が動きません。季節風が吹いたおかげでアジアまで来れたんですね!
え!ローマってロンドン、パリ、ウィーンにも都市があったの!
ほへ〜全部有名な都市じゃん!
他にも広場、浴場、闘技場、水道関係など、とてもいい生活をしていたように思えます。こんなに昔なのにここまで整ってる!日本まだ弥生時代ですよ!文明の差があるう!
テルマエ・●マエの時に日本は稲作してたんか〜
初代アウグストゥスからこの五賢帝時代までの約200年間をパクス・ロマーナといいます。平和で反映したってことですね!変なのもいたけど!
五賢帝時代が黄金期で、この後はローマ大変になっていきます!
あとがき
歴史は全く興味ないけど、たまにとんでもないイケメン出るから気になってしまう〜〜〜!今日はアンティノウスを覚えたよ!
その人五賢帝じゃねーよ!覚えてもテストにでないぞ!
顔から始まる歴史好きもあっていいと思います。
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