ヘンリー8世後編になります!
ヘビーな内容が続くよ!
おっさんの婚活話…後編…
確かにそうでありますが、言い方!
登場人物
ヘンリー8世
王朝:テューダー朝2代目
タイプ:暴君
いろいろパワフルな王。夫としては最悪。
その通りかなりゲスい結婚歴の持ち主。
6人の奥様がいる。処刑したり、離婚したり。
・絶対君主
・国王至上法(首長法)
・イギリス国教会
日本は戦国時代。正徳帝と同い年
歴代の妻たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
離婚
↓
斬首刑
↓
産褥死 ←今ここ
屈辱だけど1番マシ?
婚活を頑張るヘンリー8世ですが、いよいよ相手が見つかりません。
それもそうです。妻になった人たちがどんな末路をたどったか、噂になっているからです。
そんな中でも部下がなんとかお見合い相手を探してきました。
おーよかったじゃん!
お見合い肖像画が美人だったため、ヘンリー8世は大はしゃぎ。
今すぐ顔が見たくなったので、変装して会いに行きました。
しかし肖像画はかなり盛られていたようで、ヘンリー8世は大激怒。
横暴な態度をとられ、ムカつくアン・オブ・クレーヴズ。
あっ…
仕方なく結婚したものの、仲良くなれるはずもなくすぐに離婚。
アンはお金やお城をもらい、全ての王妃の中で一番マシに思える結末を迎えました。
しかし、不美人を紹介した罪で部下は斬首刑に。
もうそんなわがまま言ってると、誰も紹介してくれなくなるであります…!
年の差婚!若い子と価値観合わず
5人目の妻はキャサリン・ハワード。4人目のアンの侍女でした。
30歳も歳の差があるので、おじさんはとっても可愛がります。
しかしキャサリンは王妃の仕事をシンデレラのように考えていたところがあり、結婚してハッピーエンドだと勘違いしていました。
シンデレラか〜20年前のイケメンの時ならよかったかもね!
そんなホワホワした考えが幼いキャサリンは、ヘンリー8世が公務で忙しくしていて構ってもらえず、寂しい思いをしました。
なので元彼を部下に採用していちゃついちゃいます。
しゅ、修羅場であります!修羅場であります!
これがヘンリー8世の耳に入り大激怒。
キャサリンはもちろん否定しますが、やりとりしていたラブレターが発見され有罪となりました。
キャサリンと元彼、関係者を死刑にします。
斬首される前キャサリンは「元彼の妻として死にたかった」的なことを言い残します。
これって「ヘンリー8世の妻として死にたくない」っていう意味ですよね。
よく言えたなと思いますが、そのくらい王妃の意識が薄かったんでしょうね。
1人目のキャサリンとは覚悟も育ちも違うので仕方ないですが…。
余談でありますが、王妃たちの霊が出る噂があります。
イングランドの中でも有名な心霊スポットのようでありますね。
なぜかヘンリー8世も出るっぽいこと聞いたであります。
見たことないのでわからないであります。
最後の王妃とその後
キャサリンだと紛らわしいのでパーと呼びます。林家じゃないです。
絶対男子産んでマンのヘンリー8世は50才。いよいよ子どもを諦めました。
しかしそれでも妻を探します。
今度は子育て&自分の介護をしてくれる優秀な大人の女性がいいそうです。
そんな条件に当てはまったのがこのキャサリン・パー。
おおい!今度は介護か!
とんでもないな!
このころヘンリー8世はかなりの肥満体型だった上に、怒ると手が付けられない様子だったそうです。こんな人の介護は大変すぎます。
しかしパーはめちゃくちゃ優秀な女性で、政治もやれたり期待以上のパーフェクトウーマンでした!
パーの功績としてもっとも重要なのが「メアリー1世・エリザベス1世の王位継承権を復活」させたことです。ヘンリー8世に頼み込み、二人の名誉を回復させます。
特にエリザベス1世はようやく母として認識できるパーに対し、絶大な信頼を寄せました。
暴れん坊王様ヘンリー8世は55才で亡くなりました。
その後は息子のエドワード6世に王位がうつります。
ここまで完璧な王妃だったパーですが、その後すぐに元彼と再婚します。
パーがここまで耐えていたのは王の死後、結婚する約束をしていたからでした。
さんざん女性を傷つけてきたので仕方ない面もありますが、女性は怖いであります!
あとがき
うう〜ん、関わった女性が娘も含め幸せじゃないね!
身内にいてほしくないね!
改めて見るとやっぱり壮絶であります!
そんなヘンリー8世関係の絵をいくつか集めたであります!
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