前回殷王朝が終わり、次は周の時代になります!
そして滅亡しました!
は、はや…
ふざけたタイトルだわ。これが王朝の滅亡と関係あるの?
登場人物
幽王(ゆうおう)
王朝:周王朝12代の王
タイプ:オオカミ少年(少年じゃないけど)
画像がないので適当に描いた。周の滅亡にトドメを刺した。
理由は美女。嘘ばかりついてると…。
・西周最後の王
褒姒(ほうじ)
王朝:幽王の愛人
タイプ:傾国の美女
なぜか愛人の画像はあって、王様の画像がない。笑わない美女。
しかし笑いのツボが謎。
・傾国の美女
しょうもないわね。愛人で国を滅ぼすなんて。
周の始まり
まず周がどんな国だったか見ていきましょう。
前回の王朝、殷より4倍くらいでかいですね!都は鎬京(こうけい)。場所は地図で確認!
かなりの広範囲なので、国王一人で治めるのは難しい…。そこで今でいう県知事的な役割が必要になりました。侯(こう)といいます。天候の候じゃないので注意!
複数の侯を指して、諸侯(しょこう)といいます。
ほんまや〜!よく見たら線が一本ないな〜!
周は図に書いたような体制で、いい感じになりました。
このシステムを封建制度(ほうけんせいど)です。
身内贔屓な感じですね。
なあに?諸侯は国王の身内じゃなきゃなれないの?
結局優秀でも生まれによって決まっちゃうのね。
優秀な人は身内にしちゃいます。養子にしたりしてね。
そうやって無理くり親戚一同でやっていく感じです。
封土(ほうど)は土地。軍役・貢納は戦争に協力するのと、米とかを貢ぎます。
頑張った分褒美がもらえるなら、文句ありまへん!
諸侯の下にもいっぱいおるなあ。
なになに、卿(けい)・大夫(たいふ)・士(し)…?
直属の部下ですね。諸侯と違って身内である必要ないね。
でもこれだけ親戚贔屓だと親戚同士で固まってきます。これらは宗族といい、その中の家庭のルール的なものを宗法といいました。
笑わない美女を笑わせる方法
いい感じで治めてた周も徐々に衰退していきます。
そしてトドメを刺したのが今回の主役、幽王(ゆうおう)です。
幽王は褒姒(ほうじ)に出会い骨抜きにされます。
魔性の女かと思いきや、褒姒は笑わない美女でした。
ああ、笑顔はどんなに素敵なんだろう…。
幽王はのめり込んでいきます。
きも
幽王はこのときすでに妻子持ち。しかしそんなの関係ねえ!
褒姒を笑わせるためにある作戦を思い付きます。
ある日、敵襲を知らせる狼煙を上げました。それを見た部下は、急いで駆けつけますが、敵の様子はない。幽王の戯れでした。
部下は呆れます。そりゃそうです。
しかし、そんな様子を見た褒姒はなぜかツボに入ったらしく、はじめて笑いました。
不思議な美人さんやな…何がウケるのかわからん!
中国と大阪は笑いのツボ合わんわ〜
幽王はさらに評判を落とします。
媚び売りで有名な部下を出世させ、悪政をさせました。
これにより、民衆から恨まれます。
傾国の美女と共に
褒姒は幽王の子を身籠ります。幽王はこの子を次の王にしようとします。これに奥さんが激怒。美女に現を抜かした夫に、さぞや呆れたでしょう。
父親もキレてるわね。そりゃ娘と孫を蔑ろにされたらね。
ブチギレた父は犬戎(けんじゅう)という異民族を連れて都を襲撃。
幽王は敵襲の知らせに狼煙をあげるも、信用をなくしていたので今更誰も駆けつけません。この辺オオカミ少年ですね。
この後殺されました。褒姒は犬戎にさらわれ行方不明。まあなんとなく察します。
犬戎を可愛くかいて残酷さを誤魔化したわね。
こうして周は滅亡。かと思いきや、幽王の奥さんの子供が東に遷都し、そこで王政が始まります。これがあるので、西と東がついてます。
今回の分が西周で、次回が東周。またの名を春秋戦国時代です!
あとがき
今回画像が少なかった回でした。
イラストばっか。
次回も呼んでよ。死人がたくさん出そうね。
戦国時代だもの。
ワテは遠慮します〜!お金儲けできる話が好きや!
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