

キングダムでおなじみ、好きな人は超好きであろう時代です。よくわからない人も、日本の戦国時代をイメージしてみてください。



ついに…ついに来たでござる。
わおおおお!王の盾とならん!



ふふ…楽しみだな
弱った王を助けよう







うむ!心機一転して立て直すのだな!



東に移動したので東周(とうしゅう)と呼ばれます。王になったのは幽王の息子ですが、このとき反乱直後だし周という国自体弱体化しました。あ、反乱を起こした人は諸侯(しょこう)の1人でした。



王殺しとはとんでもない重罪。当然処罰は免れまい。



その人のその後は不明だったんですが、孫が王になっているから大丈夫だったのでは〜?
ともあれ弱体化した周に手が差し伸べられました。それは周りの諸侯です。「周の王様敬って、俺たちで支え合おうぜ」という尊皇攘夷(そんのうじょうい)のスローガンを掲げました。



はうううううう!ドキがムネムネする響きでござる!たまらんでござる!



諸侯の中でも特に力のあった人を覇者(はしゃ)といいます。かっこよ!
斉(せい)の桓公(かんこう)、晋(しん)の文公(ぶんこう)、他3名を「春秋の五覇(しゅんじゅうのごは)」といいます。かっこよ!



他3名は人によってこの人!ってのがあるらしく、断定できないのでぼかしました。



さてそこからしばらくし、晋の国で大変なことが起こります。
内部分裂を起こし、韓・魏・趙として3つに分かれてしまいました。ここのリーダーたちは「俺ら晋を倒した実力者なんだから、国として認めてくれよ」と周に詰め寄り許可を得ました。本来こういうことしたら周軍が討伐に行くけど、それができないくらい弱くなっていました。



こんな身勝手が許されるのか!何が下剋上(げこくじょう)だ。王を敬え。



こうした動きは、他の諸侯たちも思うところが出てきます。
「何認めてんだよ」
「でもやったもん勝ちで、トップ倒したら王になれる…?」
「俺が実力で頂点に立ってやる」
こうした背景があり、弱い周王を守ろうって考えから、弱い王に従う意味なくね?つか頑張れば俺王になれんじゃね?って流れに変わります。



ゴクリ…ここまでが春秋の時代にござるな。
戦の匂いがしてきたでござる…‼︎‼︎‼︎
商業・農業の発展





ってあれ〜〜〜!農業!?
拙者てっきり戦かと…



勢い潰しましたが、戦国時代に行く前に。
この時代は農業の生産力がかなり上がりました。木製農具から鉄製農具へ、人力だけでなく牛の力も借りて畑を耕す牛耕(ぎゅうこう)が普及しました。



犬飼。ワシらでは農耕の役に立てぬな…。無念。



こうして道具が進化したので、耕す領土も広がります。いっぱい米が取れるようになったので、腐らせる前にお金に変えちゃいます。
それが青銅貨幣です。近場の人に米を売るのは簡単ですが、遠方まで米運ぶと大変ですよね。でも貨幣なら楽!



貨幣っていうから小判とか想像しがちですが、刀や農具の形をした刀銭(とうせん)、布銭(ふせん)といった面白いものがあります。円銭(えんせん)はわかる。蟻鼻銭(ぎびせん)はわからん。
戦国の七雄





はうあう!ついにきたでござる!



面白い。ワシもこの時代に生まれていれば天下を取れていただろう。



このとき周はまだ存在しています。しかし存在感はなし。
春秋時代の時は支えようとしてくれていた覇者や諸侯ももはやいない。
群雄割拠の強い奴が生き残る時代になりました。戦国時代の始まりです。



この時活躍したのが上の7つの国。韓・魏・趙・秦・楚・斉・燕。まとめて戦国の七雄です!場所も覚えてね〜。



秦と楚があまりにも大きいな。
ん!?反乱分子の韓・魏・趙がおるではないか!
裏切り者たちめ。



ネタバレですが、こののち秦が全て統一します。
その前にまだそこまで最強じゃなかった最初の頃、秦には商鞅(しょうおう)という政治家がいました。この人は国の強化のため、法律を作ったり、権力が秦王にいくように中央集権化を確立させていくんですが、結構強引だったので恨みを買って八つ裂きにされました。



ええ…


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あとがき



え…!終わりでござるか!?
これからだというのに!



国の強化のために有力なアドバイザーがたくさん出てくるんですが、人数多い&大事だから省けないので次回に持ち越します。



王は孤独だからな。信頼できる家臣に耳を傾けねばなるまい。
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