久しぶりの愛憎劇になります!
好きな人は好きであろう話。
好きな人!それは私!
へへ、ゴシップやら噂話やら大好きなんですわ〜!
悪趣味だな!はは!
登場人物
弘治帝(こうちてい)
王朝:明王朝10代皇帝
タイプ:名君
明の時代の名君。ハードモードで生まれたけど、人格者でできた人。でも歴史は奇人変人の方が印象的になりがち。
日本は室町時代。シャルル8世と同い年
あれ、前回おんなじ顔の人いた気がしたけど…俺の勘違い?
そっくり親子
成化帝(せいかてい)は前回の主人公、正統帝(せいとうてい)の息子になります。
…!
俺の記憶は間違いじゃなかった!
つか似すぎ〜〜〜!
こんなに似るもんなの?いくら親子とはいえ。
幼い成化帝にはお世話係に万貴妃(ばんきひ)という年上の美人がついていました!
歳の差19歳!この時代だし、下手したら親子くらいの差ですかね?
そりゃ好きになるよね
前回土木の変という他民族との戦いで、お父さんの正統帝が捕まったと言いました。
なので「皇帝の息子」ではなくなった時期もあり、事実上監禁されていたような時も、万貴妃ねーさんが側で支えてくれていたのです。
成化帝はあんまり話すのが得意じゃなく、もじもじした内気な少年でした。
そんな少年はしっかり支えてくれる万貴妃にメロメロになります。
この恋はず〜〜〜〜っと続きます。
はいはいそういう組み合わせね〜!
正統帝が亡くなり、16歳で皇帝になった成化帝。
万貴妃への想いを募らせ、とうとう結婚したい宣言までします。
長年の恋が実るのか…!?
権力を手にした人間は…
しかし周囲は大反対。皇后(皇帝の奥さん)になる人はすでに決まっており、身分が違う万貴妃は皇后にはなれませんでした。
しかし「貴妃」という女性のNo.2ポジションになり、大躍進します。この時万貴妃という名前をもらうんですが、ここではごちゃ混ぜにならないように統一して呼びます。
欲深い人間が抗えるのか?権力の誘惑に…ふふ
抗えませんでした。
もともと権力志向だったかわかりませんが、成化帝が自分に夢中なので、そのうち子供ができれば「次期皇帝の母」になれるかもしれません。「恋されてるうちが花」の状況より、絶対的な権力者になれます。
皇后がいてもNo.2の万貴妃しか見ていない成化帝。皇后は嫉妬のあまり万貴妃を殴るんですが、それに激怒した成化帝に追放されます!このパターンですね。
いいぞお!!!
もっと狂っていけ!!
万貴妃の狙い通り、待望の男児を授かりました。人生ちょろいわ状態です。
でもその男児は生まれてすぐに亡くなります。これ以降万貴妃は子どもを授かることはありませんでした。この時40歳くらい。現在の高齢出産とは訳が違います。
「皇帝の母になれない」。万貴妃には成化帝の愛が頼りでした。自分から離れないようにあの手この手を使います。自分の敵にならないような不美人にだけOK出したり。この頃から万貴妃はどんどん悪女と化していきます。
自分より可愛くない子を合コンに連れてって引き立て役にするタイプ!
時代は違えど人間の本質は変わんね〜!
鬼から逃げろ!
その女性たちが妊娠すると万貴妃は嫉妬のあまり豹変!
子どもを堕ろせと圧をかけて女性たちを苦しめます。実際堕ろすことに。
しかし、明の皇帝の後継がいなくなってしまうと国が成り立たないので、なんとか万貴妃の嫉妬の魔の手から子どもを守らないといけません。
妖怪鬼婆!
妊娠しながら逃走中しないとなのかよ!
部下が「子どもは堕ろしたと言って逃げなさい」と、一人の女性を庇います。
その女性は命からがら男児を出産。その子が次の皇帝弘治帝(こうちてい)です!
そして男児が生まれたことを知った万貴妃は鬼と化して女性を毒殺。
息子の弘治帝も殺そうとしますが、祖母(成化帝の母)に匿われて手出しができないようになってました。
こんな目にあわされても
この鬼ごっこ、今度は万貴妃は逃げないといけません。
未来の皇帝を殺そうとしたわけですから!弘治帝が大人になれば万貴妃の命はありません。
優しかったねーさんはどこへやら。嫉妬に駆られた万貴妃は狂って亡くなります。
そして同年あとを追うように成化帝は亡くなります。ずっと万貴妃に一途でしたね!
成化帝影薄いな
その後、部下は万貴妃の一族も殺しましょうと提言しますが、弘治帝は却下。
「家族に罪はない」としてます。自分が殺されそうだったのに…いい人!
えっマジ?偉いな〜
ああでも私が万貴妃の立場だったら…他の女を応援なんてできね〜な!
やっぱムカつくわ!ってことは私も鬼になっちゃうの!?
この耳が角になってまう!
あとがき
悪女って近くにいると嫌だけど、遠目で見てる分には面白くて好きです。
私は近くで見たいな〜〜!性悪を見て楽しみたい!
なんだこいつら
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