この二人は…封神演義!
そうです!今回から中国史スタートしますが、ジャンプでやってた封神演義はこの時代!めちゃくちゃ昔の話ですね〜
中国史は漢字たくさんで混乱しそうであります!
登場人物
紂王(ちゅうおう)
王朝:殷王朝30代の王
タイプ:暴君
殷王朝ラストエンペラー。美女に誑かされ、国を滅亡させた。それ以外にも色々暴君すぎた。本人はかなりハイスペ。
・酒池肉林
・牧野の戦い
妲己(だっき)
王朝:紂王の愛人
タイプ:女狐
悪女の代名詞。傾国の美女。酷いことを紂王にお願いして、実行してもらった。日本の伝承とも縁がある。
・酒池肉林
・牧野の戦い
武王(ぶおう)
王朝:周王朝創始者
タイプ:聖王
殷王朝を倒して、新たに周王朝を作った。
知り合いに太公望とかいる。
・牧野の戦い
・周王朝
むむ…あまり尊敬できなさそうな皇帝よ…
だがしかし、美女には気をつけねばという教訓になる!
中国の文明
いつも通り最初の文明からやります!
四大文明の最後「黄河文明」です。
私が学生だった頃はそう習いました。しかしこの辺には黄河文明の他にもたくさんの文明があったので、四大文明って言い方は古いのかもしれません。リアルタイムの教育現場はわからん。
大きい川でボコっとなってるのが黄河です。ボコっのおかげで覚えやすいですね。名前の通りマジで色のついてる川です。
この辺から出てきた文化が仰韶文化(ぎょうしょうぶんか)。
粟やキビなどの雑穀中心の生活でした。そこで発見されたのが彩陶(さいとう)です。厚くて脆い、入れ物としては未熟な感じ。
発見したのはアンダーソン氏であります!
この方はスウェーデンの方で、北京原人を発見した人でもあります!
ぽっぽー!
フクロウかわいいであります!
次に出てきた文化が竜山文化(りゅうざんぶんか)です。
入れ物も進化して黒陶(こくとう)、灰陶(かいとう)というものができました。薄くて丈夫。いいね!
黄河の下にまた大きい川があります。長江です。
こっちは稲作中心の生活をしていました。
河姆渡遺跡があります。他には三星堆遺跡では、特殊な造形の仮面が発掘されています。見てください!
な、何なのだこれは…
何なんでしょ。でも面白いですね!
そんなこんなで文明ができてたんですが、やがて人々は邑(むら)という都市国家を形成していきます。別の地方でやったポリスとかそんな感じ。
その中でも力のある邑が小さい村を従え、それが王朝になります。
「殷王朝」の誕生です!
伝説上では「夏王朝」が最古の王朝であります!
近々その存在が確定する日が来るかもしれないであります!
殷王朝の始まり
殷は黄河のボコっの隣にできました。
1番力があった邑、商が中心なので、殷じゃなくて商とも呼ばれたり。
遺跡の殷墟は安陽市にあります。
神権政治を行なっていました。占いとかで政治を決めます。これはどこの地方もだいたい始まりはこんな感じですよね〜。
亀の甲羅や動物の骨に甲骨文字を書いて、ヒビの具合で吉凶を占います。
…ゴクリ。鷲の骨はあるのか?
どうでしょ。
あとは青銅器ですね。この時代の青銅器はめちゃくちゃレベルが高く、現在再現不可のようです。
初代の王は湯王(とうおう)。暖かそうな名前ですね。
伝説上最古の王朝、夏の皇帝を倒して殷の皇帝になりました。
殷王朝の滅亡
面白いからまたじっくりやりたいところではある…。
冒頭の封神演義でもお馴染みの方々が登場!
何!もう滅亡するのか!さっき始まったばかりだというのに。
ラストエンペラー紂王(ちゅうおう)は30代目なので本当はかなり長いです!
紂王はかなりハイスペの超人だったんですが、美女によって滅亡の道に進んでいきます。
悪女の代名詞、妲己(だっき)ちゃん登場です。
酒池肉林のエピソードでも有名であります!
妲己は日本の妖怪、玉藻前とも関係があるとかないとか。
妲己の言うことは何でも聞いた紂王。残酷なことも平気でやったり。
家臣の忠告にも耳を傾けず殺したり。
そんな紂王にみんな呆れ、怒り、恨みを募らせます。
殷の近くにあった邑、周から武王(ぶおう)が挙兵。牧野の戦いで紂王を破ります。
普通紂王軍は敵と戦うはずですが、紂王嫌われまくってたので「武王様、どうぞやっちゃってください!」って雰囲気だったようです。
女狐妲己も当然殺されます。
補足であります!
渭水(いすい)って黄河じゃないであります!
あとがき
紂王亡くなったので、次から王朝が変わります!
周王朝ですね〜西と東があってややこしや。
は!いかん、いかんぞ!
久しぶりの出番だったのにほとんど話せていない!
わしみ氏、頑張るであります!
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コメント一覧 (3件)
灰陶(かいとう)と習ったのですがどの読み方が正しいのでしょうか
うさんこんばんは!
「かいとう」ですね!すいません、私の入力ミスでしたので、直しました!
わざわざすみません
ありがとうございます