フランスで〜す!
一体いつ行けるだろうか…
ふむ。王の話ならワシが聞こう。
申してみよ。
パォ!芸術王とは気になるゾ〜
美術好きな人は耳を大きくして聞くんだゾ〜
登場人物
フランソワ1世
王朝:ヴァロワ朝9代目
タイプ:芸術王
派手好き女好き芸術好きのフランス王。
カルロス1世(カール5世)宿命のライバルといえばこの方。
なんだかんだ一歩及ばず。レオナルド・ダ・ヴィンチと仲良し。
・カルロス1世(カール5世)の宿敵
・イタリア戦争
日本は戦国時代。斎藤道三と同い年
カルロス1世(カール5世)
王朝:スペイン、神聖ローマ帝国など約70個ある
タイプ:偉大な王
スペイン・神聖ローマ帝国・ハプスブルク家といった、当時最強クラスの血筋の持ち主。顎がとっても特徴的。
サラブレッドゆえに治める国の数が尋常じゃなく多くなり、戦争のオンパレード人生を歩むことになる。
・カルロス1世(スペインでの名前)
・カール5世(神聖ローマ帝国での名前)
・ハプスブルク家
・イタリア戦争
・第1次ウィーン包囲
・プレヴェザの海戦
日本は戦国時代。明智光安と同い年
レオナルド・ダ・ヴィンチ
出身地:イタリア
職業:音楽、建築、幾何学、美術・人体・動物・植物解剖学、地理学、物理学…など
誰もが知ってるイタリア・ルネサンスの代表的な芸術家。
「モナ・リザ」「最後の晩餐」などで有名。
多彩すぎる万物の天才。
・ルネサンス
日本は室町時代。フェルナンド2世と同い年
レオナルド・ダ・ヴィンチ様‼︎!‼︎
神降臨‼︎パオオオオオオオオオオン‼︎!‼︎
玉の輿で王になる?
フランソワ1世は当時の国王ルイ12世の娘の夫でした。
ルイ12世の奥さんは3人いたんですが、全員面白い家柄?なので手書きですがかいておきました!
ヘンリー8世の妹がおるではないか
しかも二番目の妻、アン・ブーリンとも絡んでんのか
結構イングランド勢と関係が深いですよね!
ルイ12世は娘しかいなかったんです。
いとこの息子にあたるフランソワ1世に王位継承権があるということで、娘と結婚させ、王位を継承しました。
ちなみにフランソワ1世、身長が2mくらいあったそうです。
かなり大柄!
巨大なフランソワ1世、巨漢のヘンリー8世、顎のカルロス1世(カール5世)と身体的特徴が個性的な王様が多い時代ですね!
あの芸術家と仲良し!
王様になったフランソワ1世。
フランスとイタリアの間にあるミラノ公国という国を攻略します。
この国を支配していた一族に仕えていたのがレオナルド・ダ・ヴィンチです。
イタリアに行った時にイタリア・ルネサンスに触れます。
イタリア・ルネサンスはレオナルド・ダ・ヴィンチ以外にもミケランジェロ、ラファエロといった錚々たるメンバーが登場!
西洋美術といえば多くの人が想像する名画はこの時期にできました!
パォーーーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎
神しかいない‼︎!‼︎‼︎‼︎最早神々の戯れ‼︎‼︎
は、早くルネサンスを‼︎‼︎
….落ち着かれよ
でもぞうやまさんみたく、フランソワ1世もその美術の素晴らしさに感激しました。
イラストだと若いですが、40歳くらい離れているレオナルド・ダ・ヴィンチをフランスに招き入れてフランス・ルネサンスを開花させます。
とっても仲良しだったので、レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなる時、フランソワ1世に看取られてた話があります!実際はこのシーンはなかったようですが、これが描かれるくらい親密だったのではないでしょうか!
因縁の戦い!VSカルロス1世(カール5世)
カルロス1世(カール5世)の時に話しましたが、フランソワ1世はこの時国を挟まれて苦しい状況になりそうだったんです。
そこで神聖ローマ帝国(現ドイツ)の皇帝選挙に出るんですが、惨敗。
神聖ローマ帝国は代々ハプスブルク家が治めてるし、お金もあるしってことで不利な選挙だったんですよね…。
この敗北がきっかけかわかりませんが、カルロス1世(カール5世)を絶対倒すマンになっていきました。
総選挙だと?そんなアイドルのようなことをしているのか!
結局世の中金の力が大きいんだゾ〜
夢ないゾ〜
そこで周辺の国と相談して「カルロス1世(カール5世)が強くなりすぎる前に倒そうぜ」ってことで、ヘンリー8世と会談します。金襴の陣というものです。
でもお互い俺の方がすごいぜアピールしてたので、会談としては何もない結果になりました。
捕虜となろうと敵国の姉を口説く!
シャルル8世→ルイ12世→フランソワ1世と続いているイタリア戦争の話になります。
その戦いの中でパヴィアの戦いというものがあるんですが、そこでなんと捕虜になります。
何!そ、それではフランソワ1世の命運は…
尽きませんでした!殺すより利用価値がある国王。
マドリード条約というものを結びます。
「お姉さんと政略結婚・人質に息子を差し出す・ミラノなどの土地を放棄」とかです。
しかしフランソワ1世は釈放後にこれを放棄。戦争続行してます。
捕虜の身で女性を口説くだと…!?
まぁ…ワシだってそのくらいできるがな…うむ…できるのだ…
…
この時イタリアのローマはもうめちゃくちゃにされます。
ローマの劫略と言われてます。
でもフランスと神聖ローマ帝国の戦いの舞台がイタリアって、イタリアからしたら迷惑極まりない…
なんとしてもライバルを倒したい!
パォ!?まだ戦ってるんだな〜
長いゾ〜
ここまできて何やっても勝てないフランソワ1世。
最後の手段でオスマン帝国のスルタン、スレイマン1世と協力して神聖ローマ帝国を挟み撃ちにする作戦を取ります。
挟み撃ちとは…
まぁ正々堂々とはいかぬものよ
この時交わしたのがカピチュレーションというものです。
噛みそうですね!
打倒神聖ローマ帝国のためにオスマン帝国内で治外法権を認めます!
治外法権というのはオスマン帝国内で何やってもオスマンの法が届かない、つまり裁けないってことです。
それってすごくお得じゃありません?いけないことしても何もできないんですよオスマン帝国は…
ボクが気に入らない人に突進したり鼻で叩いたり踏んづけても文句言われないってことなんだな〜
やめよ!そんなことしたら大概の生き物が死ぬではないか!
あとがき
個人的に結構好きな王様です、フランソワ1世!
ワシは苦手だ。敵国でライバルの女性を口説くなどと…けしからん
わしみくんはそこがそんなに気になるんだな〜
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