土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

中国を統一!世界初の皇帝に_始皇帝

こめ

戦国の七雄の中で生き残った秦。
その頂点に君臨したのがこの方です。

うづき

吉沢亮に見えない…
おじさんになるとこうなるのか…

ねこまた

それは映画の話や!本人やないで!
どないして上りつめはったんやろ〜?

登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

始皇帝(しこうてい)

王朝:秦の6代目の王、中国初代皇帝
タイプ:暴君

世界初の皇帝でもある。ギリギリの人生だった幼少期を経て、秦による中国統一を果たす。様々な改革を行うも、急速に進めたり、厳しかったこともあり、没後すぐに滅亡する。

・中国統一
・世界初の皇帝
・焚書坑儒
・郡県制
・半両銭の流通
・万里の長城修築
・南海郡設置
・兵馬俑

日本は弥生時代。

うづき

ところで私が呼ばれたってことは、下品なネタがあるってことだよね?

人質の子として

こめ

始皇帝(しこうてい)はなかなか複雑な生い立ちです。
国の王を祖父に持ちます。祖母は側室でした。
この2人、20人くらい子どもがいましたが不仲になってしまいます。

うづき

そんなに子どもいて不仲なのか。不思議すぎる…

こめ

祖父は始皇帝の父に対してこう思います。
「不仲な女が産んだ子ども。しかも側室。20人もいるし、そのうち1人がどうなってもいいや」と。
始皇帝の父はそんな捨て駒扱いで、敵国の趙(しょう)との平和協定のために人質に出されました。

うづき

ジジイ最低だな…

10年間逃走中

こめ

始皇帝父は趙でも冷遇されます。別に次の秦王になれる立場でもなく、人質としての価値は低かったのです。見窄らしい格好で、貧しい生活を強いられました。
そんな父に目をつけたのが呂不韋(りょふい)という商人です。

ねこまた

商人が目をつけるっちゅうことは…ピーン!
ワテの推理が光ります!
父はんには何か価値があるのちゃいまっか?

こめ

そう、呂不韋は父を秦王にする思惑がありました。
そこで始皇帝祖父の正室に話を持ちかけます。
彼女は正室でありながら後継の子どもがいません。その焦りもあり、呂不韋の「始皇帝父を養子にしよう大作戦」にのります。

うづき

不仲じゃない奥さんには子どもがいないのか…
理不尽な世界だよ全く。

こめ

無論、今の貧相な父では見込み無しだと思われるので、呂不韋は彼に投資し、有名人にして「養子にする価値」をつけました。

こめ

そんなある日、始皇帝曾祖父が趙に攻めてきます。戦争しない約束として、始皇帝父は人質になってるのに!
約束を破られたので趙は激怒。人質として完全に価値を失った始皇帝父を殺そうとします。

うづき

ヒヒジジイ…ほんとヒヒジジイ…

こめ

命からがら逃亡を図った始皇帝父でしたが、始皇帝母と始皇帝は趙に取り残されてしまいました。
もちろんタダで済むわけありません。こうして生まれたての始皇帝は、ギリギリでいつも生きていくことになります。こうした経験は彼を人間不信にし、常に冷静で人を見るようになっていきました。当然ですよね。

奔放な母、側近の不貞

こめ

始皇帝祖父は死に、始皇帝父が国王に就任しました。
呂不韋や正室が後押ししてくれたんでしょう。
これにより、始皇帝も次期王候補になったので、簡単に殺すことができなくなった趙は渋々帰国を許しました。

こめ

始皇帝父はすぐに死んでしまいます。
そしてわずか13歳で王になった始皇帝。当然政治はできないので、サポーターたちがやりました。その中に呂不韋もいます。

こめ

有能だった呂不韋ですが、実は始皇帝母と不倫していました。(始皇帝の父は呂不韋説もあり)
バレるとまずいと思っていた呂不韋でしたが、始皇帝母は元気な人で離してくれません。

うづき

このために私は呼ばれた!下品だ!下品だ!わーい!
で???どうなるの???

こめ

呂不韋は始皇帝母に元気な男性を紹介します。不倫相手に不倫相手を紹介。すごい。
始皇帝母は彼に大満足し、楽しい日々を過ごし、子ども2人もうけました。

うづき

号外号外!
「始皇帝母、禁断の密会!」ってね!
やばい母親だね!始皇帝、一緒に逃げてきた母ちゃんがこんな下品だと知ったら…

こめ

はい、バレました。
信用してた2人がこんな事してたなんて…怒りと失望は収まりません!
しかし呂不韋は功労者でもあり、殺すのを躊躇いました。結局流罪になりますが、今後の人生に絶望した呂不韋は自殺します。

法家の採用、儒家の弾圧

こめ

大人になってた始皇帝。自分で政治を行います。
まず法家(ほうか)の考えを採用。ルール作って国づくりに挑みます。
リスペクトしたのは李斯(りし)韓非(かんぴ)です。

こめ

それに反発したのが、反対の考えを持つ儒家(じゅか)です。
儒家の考えは「下も頑張るから、上もしっかりしろ」って感じですが、始皇帝の癇に障ります。
始皇帝は自分の考えに合わない儒家たちを生き埋めにし、考えも自分の思ったもの以外処分します。これを焚書(ふんしょ)・坑儒(こうじゅ)といいます。

ねこまた

やりすぎやないでっか!?
そこまですると恨みを買いまっせ!
恨みは買ったらあかん。うちの婆さんがそう言ってます!

中国を統一

こめ

呼び名を始皇帝で統一していますが、まだ始皇帝じゃありません。
戦国の七雄全てを征服し、ここで中国を統一します!
そして王より上の存在、「皇帝」を世界で初めて名乗ります。秦の始皇帝誕生です。

国づくりを始めるも

こめ

邪魔者はみんな消えた。始皇帝は本格的に動き出します。
やったことは上記の通り。

ねこまた

ぜ、銭や!
はあはあにゃあにゃあ
よう見たら「半両」って書いてある!

半両銭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界遺産の万里の長城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

もうここまで全て手に入れた人が望むものって長命だけなんでしょうかね。
始皇帝は永遠の皇帝であり、ずっと秦を統治することを望んでいたのかもしれません。
しかし、そんなものはないのです。
始皇帝は不老不死の効果があると言われていた水銀を服用していました。残念ながら毒でしかなく、49歳で亡くなります。

うづき

まじでこの手の「不老不死になりたい」系のラスボスみたいな考え、理解不能なんよ。
周りは不老不死なわけないんだから、老いてく友達や子どものことはいいんかね?

こめ

気持ちは少しわかるけど、そこまで長生きしてもね。
始皇帝は遺言で、自分の墓に部下も一緒に入れ(生き埋め)と言っていたけど、部下は代わりに人形を埋めました。
まあやだよね笑
それでもこれだけの人形と埋められているので、始皇帝の権力の凄さが窺えます。

兵馬俑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

不老不死を望むも短命に終わる

こめ

始皇帝亡き後、秦は急速に落ちぶれていきます。
彼の政策はあまりに苦しく人心を掴むことはできませんでした。
陳勝・呉広の乱という農民の反乱が起きました。鎮圧されたものの、その後に大物2人が台頭してきて、ついに秦は滅亡します。

ねこまた

なんやあっけないなあ〜
人の人生ってほんま儚い。その点お金はええ。

うづき

下のおっさん2人、可愛い服と王冠つけてんじゃん。

あとがき

こめ

あっという間に次の時代に変わってしまいましたね。
目まぐるしい。

ねこまた

時代は移ろいゆくもの。お金は昔から大切にされているもの。

うづき

何名言ぽく言ってんの笑

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