土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

楚漢戦争!勝つのはどっちだ!?(項羽と劉邦)

こめ

前回秦を始皇帝が統一しました。
しかし厳しい統治のため、不満続出!

ひつじだ

厳しすぎるのは良くないよ〜…
みんな嫌になっちゃう

しきょう

王朝が目まぐるしく変わるであります!

登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

項羽(こうう)

出身:楚(そ)
タイプ:猛将

信じられないくらい強い。中国史上No. 1かも。いい家柄出身で、恵まれた体格。見た目通り荒々しい性格。自分が強すぎて、周りがあんまり見えてないタイプ。

・秦を滅ぼす
・楚漢戦争
・垓下の戦い
・四面楚歌

日本は弥生時代。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

劉邦(りゅうほう)

出身:楚(そ)
タイプ:親分

人たらしで、結構酷いことしても許されるお得なタイプ。周りに恵まれて天下統一を目指す。項羽とは対照的。奥様は悪女で名高い呂雉。

・秦を滅ぼす
・楚漢戦争
・垓下の戦い
・郡国制

日本は弥生時代。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

韓信(かんしん)

役職:軍人
タイプ:成り上がり

軍人になるまでは結構どうしようもない生活をしていた。反乱が起きてからは項羽の元で働くも芽が出ず、劉邦に乗り換える。するとメキメキ頭角を表し、とんでもなく強くなる。

・国士無双
・背水の陣

日本は弥生時代。

こめ

今回話が長くなってしまった。
これでも簡略化しました。

対照的な2人

こめ

前回の主人公、始皇帝は「皇帝は私です」ってことで、中国各地をパレードしてまわってました。
そこでパレードを見ていたある2人の男がいます。今回の主人公、劉邦(りゅうほう)項羽(こうう)です。

ひつじだ

2人とも性格が表れてるんだね!同じものを見て、違うことを思ってる〜

こめ

そんな対照的な2人が秦の衰退後に天下をかけて戦う。今回はそんな話!

劉邦という男

こめ

1人目の主人公は劉邦。
身分は平凡な感じです。めちゃくちゃなところがあり、タダ酒当たり前だし、でも不思議と人望があって人が集まってきました。可愛げのある親分タイプでしょうか。なんかこち亀の両さんのイメージです。

こめ

そんな劉邦はある日、偉い人が町にきたので自分も会いたいと思います。
しかしお金のない人はちょっと…って感じでしたので、嘘を言って中に入れてもらいました。普通なら斬られそうですが、なぜか好かれちゃいます。
そして奥さんもゲットしました。

しきょう

hoooooo…
この目つきの悪い女性。中国三大悪女の1人、呂雉(りょち)であります!

こめ

呂雉の話はまた次の機会に。今回はスルー。

項羽という男

こめ

もう1人は項羽。
劉邦と違い、身分は高い生まれです。見た目通りの性格で、細かいことを嫌い、大きいことをしたいらしい。
ある日おじさんから兵法を教えてもらい、この後とんでもない戦さぶりをします。

ひつじだ

わ〜…私苦手なタイプ…怖い…

秦への不満爆発

こめ

始皇帝亡き後、厳しい統治だった秦に対して不満が続出!
各地で反乱が起きます。
当然鎮圧する動きが出ますが、そんな中劉邦は気づいたら反乱軍のリーダーになってる。優秀な部下、張良(ちょうりょう)を引き連れ、首都の咸陽(かんよう)に向かうことができました。

しきょう

張良は名軍師として有名であります!
見た目は美人で女性のようだったとあります!

こめ

咸陽には美女やお宝がいっぱいあり、飛びつきそうになりますが咎められます。
その後、秦のルール厳しすぎるから、簡単な3つのルールにしようと約束。これに民は歓喜し、人気が上がります。

しきょう

圧政からの解放!嬉しいであります!

張良(ちょうりょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

同じことの繰り返し

こめ

同じように咸陽を目指して各地でとんでもない強さで進軍していた項羽。
先に誰か入ってることを知って激怒。潰しにかかります。
項羽の軍の中に張良は顔見知りの人がいたので、なんとか交渉し、話し合いに持ち込みました。これが鴻門の会(こうもんのかい)です。

こめ

項羽が鬼強いことを知ってたので、平謝りして切り抜けます。項羽は劉邦が邪魔になると思い、殺そうとしましたが、あんまりにもヘコヘコするので萎えちゃいました。

ひつじだ

命乞い…してみるもんだね!

こめ

項羽は秦王の一族皆殺しにしたり、お宝も全部奪ったり、部下の手柄も自分と仲良いかどうかで決めたりしてめちゃくちゃしました。
人気者だった劉邦とは全く違い、不満を持たれます。
せっかく厳しい秦を滅ぼしたのに、やってること同じ…

ひつじだ

歴史は繰り返すというけど、こんな短期間なら別の方法とれなかったのかな…秦が滅亡したってことは、同じようにしたらどうなるか…

なんだかよくわからない鴻門の会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自分の能力をわかってくれる人のところに!

こめ

この時劉邦に超強い人が仲間入りします。韓信(かんしん)です。
国士無双、背水の陣などの語源は彼からきてます。
でも最初の頃の韓信は別に大きな実績とかはなく、身分が高いわけでもなく、むしろ図体がでかいだけのニート的な生活をしている男でした。
反乱軍に参加しましたが、項羽の元では芽が出ず、劉邦の元にきました。

しきょう

それなのに気に入られて大出世するであります!
転職大成功であります!
合わない環境で埋もれるより、羽ばたける環境にいくのは大事であります!

こめ

一方項羽は各地で不満を持たれ、反乱されてました。これをチャンスだと思った劉邦は、項羽をやっちゃおうとしますが、項羽強すぎて逆にやられます。劉邦がダサいというより、項羽がやばすぎる。

しきょう

呂雉が連れていかれてるであります!人質!

こめ

その後破竹の勢いで強くなりまくった韓信と劉邦に挟まれるようになった項羽。絶体絶命。
しかし強すぎるので、それでも死にませんでした。
この劉邦と項羽の最後の戦いを垓下(がいか)の戦いといいます。

ひつじだ

ふるさと…?

こめ

項羽は楚の歌が聞こえてくるので「味方が全部降伏したんだ」と絶望したらしい。四方が敵で囲まれ孤立するのを四面楚歌という〜。

ひつじだ

な、なるほど…?

敵がいなくなれば味方に向く

こめ

項羽は自害に追い込まれました。
天下を取ったのは劉邦です。ここから漢(かん)が始まります。
劉邦は秦と周の統治をミックスした郡国制(ぐんこくせい)を進めます。
直轄地には命令が行き届くように、地方はそこにいる人たちに任せます。

こめ

強敵項羽を倒したら当然御礼が欲しいですよね。
韓信は功労者なので当然、しかし張良は断りました。
謙虚だったのか、嫉妬が自分に向かないようにするためなのか。

ひつじだ

嫉妬…?そっか…そう思う人もいるのかもね。

こめ

この後韓信は追い詰められていくことになります。
劉邦も韓信が強すぎることを危惧していました。
一時期独立の機会もあったのですが、劉邦に恩を感じてスルーしたのにこの結果。可哀想。

しきょう

世渡り難しいであります…

こめ

郡国制の効果もあり、内政は良かったのですが、上の方にいたモンゴルの遊牧民、匈奴(きょうど)に押され気味でした。その匈奴のリーダーが冒頓単于(ぼくとつぜんう)です。

あとがき

こめ

次回は奥さんの呂雉について書きます!
稀代の悪女…グロ注意。

ひつじだ

ええ!そんな内容なの‼︎?いやあああ〜〜〜

しきょう

グロいのは苦手であります…

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