息子が超有名すぎますが、お父さんだって最強だったんです!
ということでフィリッポス2世やっていきます。
息子は人類最強のあの男。
凄そうな方ね…あれ?でも…
ちょっと何〜怖い〜
登場人物
フィリッポス2世
国名:マケドニア王国
タイプ:最強の息子を持つ最強の男
息子が凄すぎて霞んでしまうが、ちゃんとすごい人。
隻眼の王(右目)。ギリシアを一部を除いて支配する。
・アレクサンドロス3世の父
・カイロネイアの戦い
・コリントス同盟
日本は縄文時代。
アレクサンドロス3世
国名:マケドニア王国
タイプ:人類史上最強の男
世界最強の名を欲しいままにする男。アレキサンダー大王とも呼ばれる。圧倒的強さの戦の申し子。
・東方遠征
・イッソスの戦い
・ヘレニズム時代
日本は縄文時代。
似てない親子だな。
あ、別にただの感想だから!
王様は神の子孫
昔々、ギリシア世界にマケドニア王国という田舎の国がありました。
小さい国で専制君主制、つまり王様がいる国です。
この時の時代の流れ的にアテネが民主主義制を取り入れていたので「古臭い田舎者」な印象の国でした。
小さい国?イラストの地図…そこそこデカくね?
(無視)
そのマケドニア王国国王の三男に生まれたフィリッポス2世。
すぐ後継者になったわけではなく、幼少期は人質としてテーベで過ごしました。
そこにいたエパメイノンダスという優秀な将軍に才能を見出され、戦術などを学びます。人質といっても比較的自由でした。この将軍、前回スパルタが調子に乗ったあたりでも登場してます。
左の2柱…神様ね?
そう、マケドニア国王は神の血を引いているとされております。
全知全能の神ゼウス、その息子ヘラクレスです。
この時代は神権政治と言って「神の末裔」とかそういうのがとても重要視されていました。
いや、大西ライオンじゃ…おっと誰か来たようだ
ちなみにフィリッポス2世はオリンピックの元、オリュンピア大祭で優勝した経験があります。めっちゃ喜んでたようです。
運動神経抜群なのかな。
しれっと王様になる
さて、お父さんが老衰で亡くなります。その後は長男が継ぎますが暗殺され、次の次男は戦死。そして次男の子供になりましたが、何せ幼くフィリッポス2世がサポーターになりました。
と思いきやそのまま王様になります。
次男の子とやらを殺したのか!
子どもには容赦してくれ!
殺してはないです。
とりあえず王様になったので、どんどん改革していきます。
力を入れたのは軍事面で、6mくらいの槍「サリッサ」を導入してます。通常が2〜3mなので、倍以上あります。扱う兵士が大変。
そして軍事力を持って国内外の問題を解決していきました!
問題解決できる優秀な王様ですね!
家庭教師のアリストテレス
ちょっと家庭内の話を。
あの有名な哲学者アリストテレスに息子の家庭教師を依頼してます。
彼の名言とっても素敵ね。
ちょっとメモしておくわ。
我々の性格は、我々の行動の結果なり
https://iyashitour.com/archives/26681/5
愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
幸せかどうかは、自分次第である。
息子も参戦!対ギリシヤのポリス連合軍
イケイケのマケドニアに対し、テーベやアテネなどのポリスは危機感を覚えます。
こっちを征服しにくる前に向かい討ちます。
この戦いをカイロネイアの戦いといいます。
前回やったスパルタを破った経験のある同性カップルの神聖隊、息子のアレクサンドロス3世にボコられて壊滅状態になりました。
この時初陣でしたが見事な勝利。末恐ろしい子です!
情報が渋滞している
カイロネイアの戦いに勝利したフィリッポス2世。
翌年コリントス同盟を結成。これで全てのギリシアポリスを支配下に…。
と言いたいところですが、スパルタが反発し不参加です。
田舎から出てきたマケドニアの下につくなんて屈辱だったのかも。
なにやらアケメネス朝が裏で糸を引いてるわね。
怖いのはやはり人間…。
志半ばで
邪魔なアケメネス朝。次はお前を征服する!
と思っていた矢先に娘の結婚式で部下により暗殺されます。
ああ…一応聞くけどなんで?
昔すぎてはっきりとした理由はわかってません。
有力説なのが元嫁であり、アレクサンドロス3世の母親でもある女性が黒幕とも言われています。不仲だったようです。
そしてその後亡き父の跡を継ぐのがあの世界最強の男、アレクサンドロス3世です。
あとがき
古代になってから初の人物史!
棒人間ばっかだったので新鮮な気持ち!
なんだか息子からすごいパワーを感じるわ。
まだ若いのに。
神聖隊がとても気になるんで詳しく調べておきやす
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