
こめ前回前々回で東南アジアの国々を紹介してきましたが、ここでイスラーム化します。



アフリカ大陸に続き、東南アジアもでありますな!



港から栄えていくのかな?
なぜ広まったか





東南アジアでなぜイスラーム教が流行ったか。
それはどっかの国が侵攻してきたとかではなく、ムスリム商人による交易で広がっていきました。



よかった〜!平和で!



東南アジアの国々はインド洋〜北太平洋の交易で栄えるので、港が重要です。
インドから中国に向かうとき、ヒマラヤ山脈という巨大な山々があり、とても気軽に行けるルートじゃありません。
なので海路で行くしかないです。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



わああ…!こんなに凍ってるところ進むなんて無理…。



ダウ船という三角の帆の船を使用していました。
東南アジアだけでなく、中国にも進んで行きたかったムスリム商人でしたが、この頃の中国は唐(とう)と呼ばれており、黄巣の乱により国がボロボロで交易している場合じゃありませんでした。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



そうなんだね…中国には行けなくなっちゃったんだ!
イスラーム化が特に進んだ国





東南アジアイスラーム化といっても全ての国がそうなったわけではありません。
まずインドネシアはめっちゃ浸透し、世界最大のイスラーム教との人口密度です。



マルコ・ポーロやイブン・バットゥータが来てるであります!


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



代表的なのがアチェ王国、マラタム王国、あとマレーシアのマラッカ王国です。
マレーシア、ブルネイはのちに国教にもなってます。
広がったけど変わった国





お次は広まったけど別の宗教になってる国です。
ベトナム中部はチャンパーという国があり、そこで広がっていきました。
しかし北部は中国の支配下で、その時の王朝の黎朝(れいちょう)が侵攻して衰退していきました。



だから今は仏教がメインになってるんだね!





フィリピンは島で広がってきたんですが、のちにスペインによる植民地化でキリスト教が入ってきました。





ベトナムとフィリピンは他の国が来たことで上書きされちゃうんだね〜。
シンガポールは比較的最近できた国だから、そういう歴史はないね!



この見出しに入れるべきではないけど、入れちゃった。
他の宗教がメイン宗教の国





他の国はイスラーム教ではない宗教を信仰している人が多い国です。
カンボジア、ミャンマー(ビルマ)は上座部仏教。



上座部仏教はすごい修行僧がたどり着く悟りの世界観であります!


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



ラオス、タイは仏教。東ティモールはキリスト教です。



こうしてみると東南アジアはいろんな宗教が広まった地域でありますな!
あとがき



てか今気づいたんだけど、イスラム教っていったり、イスラーム教っていったりしてる…。



ガーン!
検索する時は二つの単語で探してくださいね!



どちらも同じ意味であります!
でもアラビア語に近いのは「イスラーム」であります!


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