困ったことになりました。
今回皇帝がたくさん出てくるのに取り上げることがほぼありません。
ぬう!?そんなことあるのか!
見えるわ…滅びゆく王朝が…
あら?変ね、もう一つ滅びの気配がするわ。
力なき皇帝たち
…はれ?
いつも登場人物紹介あるのに…
すぐ死んじゃうし、そんなに覚えなくていいかなと思いまして…(失礼)
マジで1番きついかもしれん。特に話題にしやすい人がいない。
肖像画も残ってない皇帝が多いわ。
前回の主人公、武帝(ぶてい)からこんな感じで繋がってますよってだけの紹介です。
武帝の子の昭帝(しょうてい)が8代目になります。子どもだったので、サポーターが3人つきました。しかし3人の関係は仲良しとはいかず、争いもありました。
昭帝が若くして亡くなり、昌邑王(しょうゆうおう)が9代目になります。しかし素行が悪く、すぐに廃位されてしまいました。
だから帝って呼ばれてないのね。
ふさわしくない人物であれば廃位されることもあるの…。
8,9代と力のない皇帝だったのですが、10代で盛り返します。
宣帝(せんてい)は巫蠱の乱の際に親族が殺されてしまうんですが、子どもだったので難を逃れ、一般人として生活してました。そんな市民目線を持った稀有な皇帝です。
無名皇帝が多い中で、唯一名君として名を残したのでイラスト描きました。
有能な宣帝も悩みの種がありました。それは息子の元帝(げんてい)です。
2人は考えが違ったんですよね。この頃から宦官(かんがん)が幅を利かせてきました。
かん…がん…はっ…はっ…
拙者にはできぬ…これは大事な物でござる!!!!!
元帝の息子、成帝(せいてい)の代になると、宦官勢力は力を弱めます。
その代わり外戚(がいせき)が力をつけてきます。外戚はお母さんや奥さんの家族のことです。
乗っ取られる前漢
13代目は哀帝(あいてい)です。
部下の董賢(とうけん)という美男子を気に入って仲良くしていました。
しかし哀帝はあまりに気に入ってしまって、何もかも董賢に譲ると言いだします。
ここまでくると、周囲の人も「気に入られて嫉妬する」ではなく、呆れて阻止しなきゃってなってると思います。
うううおおおあああ!?!?…でも気に入られるということは、能力があるから見込まれたのでは!?
う〜んそんなオーラは見えないわね。
好みで気に入られてるだけで、皇帝の素質があったとかではなさそう。
人相に出てるわ。
哀帝は病気で亡くなりました。その後、董賢は皇帝にはなれず、家族と自殺に追い込まれます。財産も没収。皇帝の寵愛あっての彼でした。
そして前漢のラストエンペラーは平帝(へいてい)です。
棒人間で描いたくらいなので、エピソード激薄なんですが、右のおじさん王莽(おうもう)の操り人形のような存在でした。14歳じゃ何も太刀打ちできないでしょうね。
ラストエンペラーが亡くなったということは…新時代が来るのか!?
中国中を変えてしまえば〜♪な存在が現れるのか!
まさしく新時代到来です!
王莽は外戚(がいせき)の一族。王さんの家の人です。外戚とは皇帝の母や妃の一族のことで、絶大な権力を持ちます。王莽はその中では不遇の人で、かなり苦労した経歴の持ち主。
それならもっと好かれそうだけどね。
王莽は皇帝の部下ポジションだったけど、外戚パワーもあり、前漢を乗っ取ることに成功します。
名前は新時代。中身は旧時代。
新王朝が始まりました。
しかし、「新」とは名ばかり。彼が目指したのは、かなり昔の周(しゅう)の時代の政策です。いつの時代のやねんって話です。
考えてもみてください。令和時代に江戸時代の政治をやってうまくいくでしょうか。
生類憐みの令だけ復活してほしいでござる…
であれば我が一族は大繁栄を…
今でも愛されてるんだから、欲張ってはダメよ。
クゥン
前漢が落ち目だった時は、何かを変えてくれそうな王莽に期待値大でしたが、意味不明な政策だったので反乱が起きました。
赤眉(せきび)の乱です。赤眉軍は眉毛赤くしてたそうです。ロックだね。
他にも緑林軍(りょくりんぐん)とかいました。優しそうな名前だね。
そうした反乱の中、王莽は殺されます。新王朝、一代で終了です。
この後、後漢(ごかん)の時代になります。前漢後漢と別れているのは、この新王朝が間にできたからなんですね。
あとがき
一つの記事で二つの王朝の終わりを書きました。
はやあ〜
いっぱい人が出てきたのに、ほぼ記憶にござらん!
生類憐みの令の話しか…
その話出したのあなたよ。本編と関係ないわ。
コメントは運営者が確認次第、表示されます!