土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

蘇我氏を引きずり下ろす!乙巳の変(中大兄皇子と中臣鎌足)

こめ

今回は結構血生臭い…!
この辺も大河ドラマとかでやれたら見応えありそうな展開!

かんじゃ

血生臭い…。
楽しみね。フフ…。

うづき

んもう、そういう話大好きだな…。

登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)

家系:皇族
タイプ:改革者


塾の帰りに同期の中臣鎌足と一緒に蘇我氏を追い込む計画を練る。
自ら切り込む勇敢さを持つ。
両親共に天皇。そして自身もいずれ。

・乙巳の変
・大化の改新

日本は飛鳥時代。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中臣鎌足(なかとみのかまたり)

家系:貴族
タイプ:改革者

塾の帰りに同期の中大兄皇子と一緒に蘇我氏を追い込む計画を練る。
武器は鎌ではなく弓。のちの日本で紙幣に顔が使われた経験あり。
中大兄皇子より10歳くらい年上。

・乙巳の変
・大化の改新

日本は飛鳥時代。

うづき

なんだ〜武器は鎌じゃないの!

世代交代

こめ

推古天皇厩戸王(聖徳太子)蘇我馬子の3人体制で進んでおります。
厩戸王は超人的な伝説が多いですが、存在も疑問視される不思議な人。
この時まだ若かったこともあり、さすがに1人でするのは無理。馬子のバックアップあっていろんな仕事ができたとの見方もあります。

うづき

耳打ちされて脅されている!

こめ

時はたち、3人はこの世を去ります。
次の世代の話になっていきます。

蘇我ファミリーの勢力拡大

こめ

推古天皇は次の大王(おおきみ)を決めずに亡くなったので、残っている人たちで後継者を考えます。
候補者が何人か出る中で、30代敏達天皇(びだつてんのう)の孫を推す人が。馬子の子どもの蘇我蝦夷(そがのえみし)です。

こめ

こうして舒明天皇(じょめいてんのう)に決まりました。
舒明天皇の時は隋(ずい)は滅び、唐(とう)に変わってますので、遣唐使(けんとうし)を派遣しています。行ったのは犬上御田鍬(いぬかみのみたすき)

かんじゃ

あの髭が渦巻いてる李世民(りせいみん)の時代になってるわね。

こめ

舒明天皇の治世はそんなに長くありませんでした。
またもや次の大王を決めないといけません。
そこで奥さんの皇極天皇(こうぎょくてんのう)になりました。
この時に蝦夷は息子の蘇我入鹿(そがのいるか)大臣(おおおみ)という役職も渡します。

うづき

蘇我氏が3代に渡って支配している…!
馬子め、死してなおもうまぴょいしてんな…!

皇極天皇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

反蘇我氏たち

こめ

入鹿は皇極天皇の次の大王も決めようとします。
推薦した人、つまり入鹿にとって操りやすい人が大王になった方が都合がいいです。
トップに位置している大王をそんな感じで決めようとする。この時の蘇我氏が大王の力をコントロールできるほどでした。

こめ

行動はどんどん過激になり、大王候補にあった厩戸王の息子を襲撃し、自殺に追い込んでいます。しかしこれはさすがにやりすぎだとパパの蝦夷に叱られてます。

右が厩戸王の息子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)と言われている
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うづき

おいおい大丈夫〜?
ちょっと調子に乗りすぎじゃないのイルカちゃ〜ん。
嫌われるぞ!

こめ

もう嫌われてました。
塾仲間だった中臣鎌足(なかとみのかまたり)中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)は話し合います。
中臣氏はその昔、物部氏(もののべし)とともに仏教反対したことで蘇我氏と対立したことがあります。

うづき

塾帰りに!?アオハルじゃないか!
一緒にでかいことしようって夢を語り合う…ええやん!

こめ

話てた内容は蘇我氏暗殺計画。
2人だと少ないので、味方になってくれる人を探します。
声をかけたのは蘇我氏分家の蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだいしかわまろ)。本家の入鹿ばかりいい思いしやがってと不満を持っていました。

うづき

どこで名前区切ればいいねんんんん!

乙巳の変

こめ

儀式に参加する入鹿を暗殺する計画が練られました。
襲撃の合図は石川麻呂の朗読です。
しかしこのタイミングで切り掛かる担当の2人がひよってしまい、動いてきません。

かんじゃ

使えないわね。
まさか失敗するの?

こめ

焦った石川麻呂は滝汗をかきます。
動揺する様子を入鹿が不審に思いますが、皇極天皇を前に緊張したと可愛い嘘で誤魔化します。

こめ

痺れを切らした中大兄皇子は自ら乗り出し、入鹿に切りかかります。
続いてひよってた2人も後から参戦し、入鹿を倒しました。
有名な絵ですが、グロいので怖い人は飛ばしてください。

乙巳の変
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かんじゃ

首が飛んでるわ。
皇極天皇引いてない?

こめ

入鹿の遺体は父の蝦夷のもとに届けられます。
そして入鹿も自宅に火を放ち自害します。
これで栄華を極めた蘇我一族の本家は滅亡します。

こめ

ただこの辺のお話はかなり昔の話。
どこまで本当なのか、真実はいかに…。

天皇交代

こめ

一連の出来事を乙巳の変(いっしのへん)と言います。
事件を目の当たりにして皇極天皇は弟に譲ります。
孝徳天皇(こうとくてんのう)が誕生しました。

うづき

姉ちゃん…まあ目の前で首飛んだの見るのはやだよな。
そしてついに大化の改新かあ〜!
実は結構好きなワード!内容知らんけど!
なんかかっこよくない?技みたいで。

こめ

大化の改新はボリューム多めなので次回に!

あとがき

こめ

飛鳥時代の何がむずいって人名ですわ…。
長い〜。

うづき

自分で困らんかね。あんなに長いと。

かんじゃ

下の名前も似たり寄ったりよね。
麻呂とか。

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