

2つの王朝が交互にきます!
この頃のイングランドはまだ盤石な感じではないですね〜。



ポッポ〜脅されてるような絵であります!



圧かけてくる人苦手…。
今ココ





前回はフランスカペー朝でしたが、今回はイングランドの話!
アルフレッド大王が攻めてきたヴァイキングとうまいことやったんですが、その後の流れを説明します。





わぁ!なんか細かいけど、抹茶色のところの話だね!



特徴としてはウェセックス朝とデーン朝という王朝が交互になってきます!
王様がちょっと…





アルフレッド大王の後は息子や孫が王になります。
孫のアゼルスタンの時にイングランド統一がなされ、ウェセックス朝として進んでいきます。その後王様が何人か続き、エゼルレッド2世の代になりました。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



無思慮(むしりょ)とは考えが浅いことであります!



この頃またデーン人が侵入してきたので、帰ってくれってお金を払ってました。デーンゲルトといいます。
しかし何回も来るので、お金が無くなっていきます。このままでは困ります。



そこでエゼルレッド2世は、国内にいたデーン人を虐殺します。
聖ブリスの日の虐殺です。デーン人は元々北欧の方に住んでいる人たちで、デンマーク王の怒りを買います。
デーン朝誕生かと思いきや





デンマーク王スヴェン1世がガチギレして攻めてきました。
これに焦ったエゼルレット2世は国外逃亡。フランスの海沿いのノルマンディーに行きました。



エゼルレット2世は嫌われていたので、スヴェン1世はそのまま王になり、デーン人によるデーン朝が始まりました。
しかし、スヴェン1世は翌年亡くなりました。



え、急展開!
あれ?エゼルレッド2世が戻ってきたよ?



返り咲いたエゼルレッド2世でしたが、そう簡単ではありません。
スヴェン1世の息子クヌートも来ました。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デーン朝再びかと思いきや





クヌートと戦っている最中にエゼルレッド2世が病死。その後息子のエドマンド2世が引き継ぎますが、条件を提示して和平に持ち込みました。
その条件とは、「土地を半分にし、先に亡くなった方の土地を、生き残った方がもらえる」というものです。



平和そうだけど、それって…。



生き残ったのはクヌートです。
なのでイングランド王はクヌートがなり、再びデーン朝になりました。
クヌートは北欧の国の王でもあり、北海帝国と呼ばれています。
しかし、亡くなった後後継者問題が始まります。



なんかカリスマ性がある人の後っていっつも揉めるよね。
なかなか同じような人がいないのかな?



イングランド、デンマークはクヌートの子どもが引き継ぎ、ノルウェーは前の王の子がなります。
そして息子亡き後、3度目のウェセックス朝になります。
第二の故郷の方に馴染んじゃってる





エゼルレッド2世の息子、エドワード懺悔王がなります。
彼はスヴェン1世が攻めてきた時に一緒にノルマンディーに逃げております。そこで暮らしていたので、ノルマン人寄りの考えになっていました。



故郷より第二の故郷に馴染んでいたのであります!



アングロ=サクソン人の王なのに、ノルマン人寄りの政策や人事をしていくので、元々いたアングロ=サクソン人から反発されます。
奥さんのお父さんとも揉めます。
このエドワード懺悔王はとても信仰心のある王様で、世界遺産のウェストミンスター寺院を作っています。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



この後登場するほとんどの歴代国王の戴冠式や、埋葬するところになってるであります!
エリザベス1世、メアリー・スチュアートもであります!







エドワードは子どもがいなくて、次の王様を決めるため揉めます。
次回はノルマン・コンクエストとなります。
あとがき



王朝変わったり、いろんな民族出てくるとまとめるの難しい…。



でも同じようなパターンだったねぇ。
次の王様誰だって揉めてく感じ!



人間そういうものであります!
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