今回はキリスト教を公認した皇帝のお話!
信仰の自由だ!
ここまで迫害されてきていたものね…!
歴史が動くわ!
ケツアゴが気になる!
登場人物
コンスタンティヌス1世
王朝:コンスタンティヌス朝初代皇帝
タイプ:大帝
目がバキバキ。これまでの石膏とは一味違う迫力。信仰の自由を認め、自らもキリスト教を信仰。皇帝バトルロワイアルで勝ち進んでいく。息子の名前が全員似ててややこしすぎるので割愛。
・ミラノ勅令
・ニケーア公会議
・コンスタンティノープルに遷都
・ソリドゥス金貨流通
日本は弥生〜古墳時代。
身長2mくらいありそう。
テトラルキア
前回ディオクレティアヌスの話をしました。彼はローマ帝国デカすぎて1人でまとめるの無理ゲーだから、4人で治めます(テトラルキア)。東、西に正帝、副帝を配置します。ディオクレティアヌスは東の正帝でした。
は〜ん!
正帝が年とって引退すると、副帝が上がるわけね!
んで新しく副帝が選ばれると。オケオケ。
この図にある人たちで揉めだします…!ディオクレティアヌスのようなカリスマ性がなかったんでしょうかね。一方ディオクレティアヌスはキャベツ栽培で忙しい日々を送っていました。
キャベツ…?
やっぱり始まる戦い
ある日西の正帝のCさんが亡くなります。
そのポジションを狙って3人が台頭します。
1人目が主人公のコンスタンティヌス1世。この頃実力人気もあります。
2人目が初代皇帝のMさんの息子です。Mさんも存命なので、バックに皇帝OBがいますね。
3人目は副帝になるはずだったSさんです。
あらあら…人間って悲しいわね。
西の正帝はコンスタンティヌス1世が勝ち取りました。東も揉めてましたが、Rさんが制定になります。
この2人で出した勅令がミラノ勅令です。ここで信仰の自由が認められたんですね!
コンスタンティヌス1世の信仰心の賜物ね!
これでキリスト教徒は迫害されずにすむわ…!
俺はキリスト教徒から支持を集めるための政治利用に一票入れるぜ!
そして1人になった
一緒に信仰の自由を認めた東のRさんとも対立し、倒しました。
そして単独で皇帝になります。
あ、息子を副帝にしてますね。
…2人で協力してとはならなかったのね。
身内で固めようとしているのかしら。
ここで重要なのがニケーア公会議です。
これはキリスト教の内容をちゃんとまとめようってことで開かれた会議。
というのも、ルール的なのがないので「イエスは神」「イエスは人間」と人によって考えがバラバラだったのです。
ここで「イエスは神」のアタナシウス派を正統とし、「イエスは人間」のアリウス派を異端としました。なんかこの言葉、キリスト教の専門的な本には出てこないらしい。
アタナシウス派は三位一体(神・子・聖霊)の教えなのよね。
宗教の話はまた改めてした方がいいわ。長くなるから。
重要なこと色々
宗教以外にも重要なことが行われました。
ひとつは首都の遷都です。ローマからビザンティウムに移動し、名前をコンスタンティノープルと改めます。
自分の名前をつける…私でいうなら「こめシティ」とかになるのか。なんかやだ。
ちょっとナルシストだったんじゃね?
他にソリドゥス金貨を作りました。
これは11世紀くらいまで流通した信用度の高いお金です!
豆知識だと、現在の「💲」ドルはソリドゥスからきている説があったりします。
自分の顔?ほらやっぱナルシー!
や、昔の人大体顔彫ってる…!
そういやなんで人の顔使われてるのかね?日本の紙幣も。
あら…華やかな政策の裏に、なんだか暗いものを感じるわ。
家族運はなさそうね。
1人はやっぱ無理でした
色々やってきたコンスタンティヌス1世ですが、やっぱり1人キツイわってなり、副帝を4人選びました。身内贔屓。
このパターン、また繰り返してしまいます。
なんでおんなじことまたやるのかね。
学ばないねって思うけど、学んだ奴は死んでるんだった。
4人の副帝は揉めて、生き残った息子Cが正帝になります。
1人はキツイので副帝をコンスタンティヌス1世の甥、ユリアヌスにお願いしました。
コンスタンティヌス1世は亡くなる前にキリスト教に入信し、洗礼の儀式を受けています。キリスト教を認めた皇帝なので、キリスト教において重要な人です。後世のキリスト教世界で大きな影響を持ちます。
あとがき
帝政ローマ…もう少しだね。
日本はやっと古墳時代に入ったくらいなのね。
結構文明の差があるのを感じるわ。
ローマは一体どうやって終わる!?
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コメント一覧 (4件)
息子死んだ原因は奥さんにあるんじゃないかなと私は思います。
匿名さんこんばんは!
貴重なご意見ありがとうございます!
ファウスタに唆されたコンスタンティヌスがクリスプスを殺ったという構図です。
クリスプスを処刑しなかった場合は下の息子と東西の分割という形での相続となるかな。