順調に進んでおりますフランス史!
今回は王様が複数登場!
ふむ、ワシが手本にしたいと思える国王とは会えるかな?
ん生意気〜!
登場人物
ルイ9世
王朝:カペー朝9代目国王
タイプ:聖王
熱心なキリスト教オタク。理想的なキリスト教の王として「サン=ルイ」、平和主義者で「ヨーロッパの調停者」とも呼ばれる。
十字軍に参加して聖地を奪還しようとするも2回敗北。聖遺物コレクター。
・アルビジョア十字軍討伐
・第7回十字軍
・第8回十字軍
・サント・シャペル
日本は鎌倉時代。
聖遺物コレクター?
いろんな呼び名の王様
前回の主人公、フィリップ2世亡き後は息子のルイ8世が即位します。
そしてその息子、ルイ9世も国王になります。
いや〜パリ周辺しか支配力がなかったフランス国王でしたが、一気に領土広がりましたね!
かなり今のフランスに近づいてきているな。
ところで王の横にあるプレートはなんだ?
尊厳王に獅子王に聖王とあるが。
王様の呼び名です。
この3人はかっこいい呼び名ですね。
たまにひどいものもあります。
ふ〜む、ワシならなんとするか。
猛鳥王…猛禽王…。
少し時間をくれ!考えたい!
あんさんのはどうでもええわ〜!
祖父の代からアルビジョア十字軍
ルイ8世の治世は短めです。
フランスの下側にカタリ派(アルビジョア派)と呼ばれるキリスト教信者のグループがいました。
このグループはカトリック教会とは違う考えを指示していたため、時の教皇のインノケンティウス3世に異端として認定されました。
異端てなんやっけ?
…ああ、公式のルールと違うからダメって言われてしまうんやっけ!
そこで作られたのがアルビジョア十字軍です。十字軍関係はまた別記事でまとめたいと思います。
ルイ8世はここに参加して、異端のカタリ派を攻めていきました。
しかし途中で病死or毒殺されてしまい、息子のルイ9世が国王になります。
まだ子どもだったので、お母さんがサポートします。
この頃支配下にいた諸侯が独立したくて反乱起きたりしました。
国王が強くなってきたとはいえ、まだ完全体じゃないんや〜!
ルイ9世はカタリ派を全て倒すことに成功します。
おじいちゃんのフィリップ2世の時から始まったんですが、ここで完了します!
キリスト教オタク
ルイ9世は聖王と呼ばれるだけあって、キリスト教をとても大切にしていました。
キリスト教オタクです。
そうなると当然十字軍にも参加します。フィリップ2世がやる気なかったのに対し、熱心です。
しかし結果は敗北。
この時捕虜となりました。
…。
ここは勝つ展開ではないのか!?
身代金を払って切り抜けます。
その後味方になってくれる国を探しに、ウィリアム・ルブルックという宣教師をモンゴルに派遣してます。
また、ルイ9世は平和主義者であり、同じヨーロッパで揉めているヘンリー3世やフリードリヒ2世の間に入り、話し合うように調整しました。
内政もきちんとしているのか。
…ん?何か収集しているようだが。
聖遺物コレクターでもあり、イエス=キリストが身につけていたとされるものを高額で買っています。
聖遺物を置くために作った教会、サント・シャペルは世界遺産です。
なんっ…と!
息を呑むほど美しい…!
リベンジ十字軍
病気がちになってきたルイ9世。熱心にキリスト教を信仰しているので、聖地奪還を諦められません。
もう一度リベンジします。しかし…そこで病死してしまいます。
これでフランス軍は撤退します。
ええ!!
ここは勝利する展開ちゃうの!
聖王も病には勝てんのか!
その後即位したのは息子のフィリップ3世。
彼はオラオラな性格だったそうですが、ルイ9世の弟のシャルル・ダンジューにいいようにされてしまったそうです。
その後フィリップ3世も亡くなり、息子のフィリップ4世が即位。
端麗王、美男王と呼ばれるほどイケメンです。
イケメンてより、かわええ顔やないの!
フィリップ3世の方が端麗王っぽいけどな〜?
あとがき
最近肩こり腰痛がひどすぎて、何やっても治らない。
休んでいるのにな〜ぜ〜。
運動しないからや!
人間とは不自由なものだな。
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