土日更新目指してます!古い年代から進めて今に至る。

イエス誕生!キリスト教が広まるまでの道のり!

こめ

さてローマ教会の話にしようと思ってたら、キリスト教の話をかなり後回しにしてしまっていたことに気づいた。

かんじゃ

確かに唐突にローマ教皇とか出てきてたわね。

ひつじだ

気を取り直してやろう!

言わずと知れた世界一の宗教

こめ

キリスト教は聞いたことない人はきっといないであろうと思われるトップの宗教です。
イエス・キリストを信仰しており、世界で信仰している人は約3人に1人という脅威の人数!
元となったのは別の宗教、ユダヤ教でした。

イエス・キリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

イエスが生まれた頃のローマ皇帝は初代アウグストゥス・2代ティベリウスの頃ですね。
キリスト教はもっと話が進んでからの方がまとめやすいと思ってたら、こんなタイミングになってしまって申し訳ないです。

かんじゃ

…ローマ?
だいぶ前に遡るわね。

こめ

今回はキリスト教誕生ではなく、その前の話になります。

受胎告知

こめ

お母さんも超有名ですね。聖母マリアです。
イエスの誕生エピソードは受胎告知(じゅたいこくち)といい、マリアの元に大天使ガブリエルがきて、妊娠報告を受けます。
ヨセフはいますが、マリアと関係がないです。
なので生物的な感じではなく、精霊が宿った的な感じでイエスが誕生しました。

ナザレのヨセフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
聖母マリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大天使ガブリエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レオナルド・ダ・ヴィンチ作『受胎告知』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひつじだ

キリスト教のイメージでヨーロッパ生まれかと思ってたけど、中東生まれなんだ!
聖徳太子もそういえば馬小屋で生まれたから厩戸王って言うんだっけ?

こめ

イエスが生まれた時代はユダヤ教が主流でした。
ユダヤ人ファーストで、中でもパリサイ派と呼ばれる人たちは法を重視し、宗教のルールを厳格に守ってました。

こめ

しかし真面目にルールを守りすぎるあまり形式的になります。
形だけちゃんとしてればいいの?ルール守ってれば他の人はどうでもいいの?本当に大切にしないといけないのはなんなの?
パリサイ派を見ていたイエスは疑問を持ちます。

ひつじだ

そっか…心が全くこもってなかったってことはないかもだけど、ルールに気持ちが向すぎてるように見えるのか…。

イエスの教え、流行る

こめ

30歳になったイエスは洗礼者ヨハネによってヨルダン川で洗礼します。
ヨハネは神様のことを話している人で、洗礼とは清めの儀式的な感じです。
これでイエスも「神様ってこういう感じだよ」って布教しにいける状態です。

洗礼者ヨハネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

イエスの思う神様とはとにかくに溢れた存在。
ユダヤ人以外はダメ、罪人もダメとかではなく、みんな平等に愛されるという教えです。

かんじゃ

人種差別はともかく、罪人にも愛があるとか言うの?
甘いわ。もっと苛烈な刑に処すべきよ。

こめ

罪を犯したことがない人間はいません。
大事なのは「お前は罪人だから死刑だ!」ってことではなく、「悪いことはもうしないようにね」っていう赦しです。
罪人こそ許されていくべきで、甘やかしとはちょっと違うんですね。

こめ

もう一つの教えは隣人愛です。
隣人とはご近所さんのことではなく、家族や友達など、出会った人全てを指します。
困った人がいたら助けましょうってことですね。

かんじゃ

頭に十字架つけておいてなんだけど、私はキリスト教に入信できそうにないわ。過激なのが好みなの。

こめ

イエスのエピソードはたくさんあり割愛しますが、各地を転々として神様の愛を説いていきます。超人的なこともしました。
その中でイエス支持者が出てきて、その中から選ばれた12人の弟子は十二使徒といいます。

こめ

イエスの教えは万人に受けて評判は一気に広がっていきます。
これはパリサイ派からしたら面白くないです。自分の教えと違うことを広めてるわけですからね。

かんじゃ

救世主(メシア)…V系の歌によく出てくるわ。
ヘブライ語だったのね。

こめ

キリストは正確にはギリシア語で「ハリストス」のといい、イエス・キリストはフルネームではなく「救世主イエス」って意味合いです。

イエスの最後

こめ

ある日イエスは十二使徒と夕食をとってました。
そこで「この中に裏切り者がいる」と爆弾発言をします。
弟子たちはザワッとします。
この様子はレオナルド・ダ・ヴィンチ最後の晩餐でも有名です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひつじだ

よく見るとみんな引いてるね…。
そ、それで犯人は…!?

こめ

犯人はユダという男で、手には銀貨が入った袋を握ってます。
これはパリサイ派から狙われてるイエスの居場所を教えた報酬とか言われてますが、絵画の解説は諸説ありますので、深掘りすると面白いです。

イスカリオテのユダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

イエスの場所を知ったローマ兵士はイエスを捕まえにやってきます。
そしてリーダーのピラトの指示で、イエスは十字架に磔にされました。
絶命したイエスに対して弟子たちは取り乱します。

ひつじだ

い、イエス様が!!
こんなのひどいよ!

復活のイエス

こめ

イエスの処刑から三日後にイエスは復活します。
その姿に弟子であるマグダラのマリアや他の弟子もびっくり。

マグダラのマリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かんじゃ

母もマリア、弟子もマリア。

こめ

こうしてイエスは復活をみんなにアナウンスした後、40日後に天に帰っていきました。
ここで最後の晩餐にも参加してた一番弟子のペテロが燃えて、布教を頑張っていきます。

ペテロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こめ

ただ布教は簡単ではなく、スーパーハードモードでした。
それが今じゃ世界一の宗教になっているわけですから、すごいですね!

かんじゃ

勝手にすぐ広まっていったのかと思ったけど、そんなに難易度が高かったのね。

あとがき

こめ

宗教難しいけど知ると面白い。

かんじゃ

私は信者じゃないけど、聞いたことあるエピソードばかりだったわ。

ひつじだ

それだけ有名なんだよね!さすが!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメントは運営者が確認次第、表示されます!

コメントする