ヒック…ウウウ…拙者ダメでござる…
フランダ●スの犬は涙なしで見れぬでござる…
ネ〜〜〜〜〜ロ〜〜〜〜〜〜〜‼︎‼︎!‼︎
人違いです。暴君の話になります。
暴君といえばこの方!
あ〜暴君ハ●ネロ美味しいわ〜
ペロペロ
登場人物
ネロ
王朝:ユリウス=クラウディウス朝5代目皇帝
タイプ:暴君
暴君の代名詞。最初の頃は名君の雰囲気があっただけに惜しい。身内殺しの禁忌に触れる。自称アーティスト。支配型の母との対立はなんだか生々しい。
・身内殺し
・キリスト教徒を初めて迫害した
日本は弥生時代。
アグリッピナ(小)
血筋:初代皇帝の血を引くネロの母、4代目皇帝の妻
タイプ:毒親
同じ名前の人がいるのでそっちは「大」がつく。権力欲しさに皇帝と結婚して毒殺?その後皇帝になった息子と対立。毒親感万歳。
日本は弥生時代。アウルス・ウィテッリウスと同じ年。
なんだか面白そうな2人。ふふ…
4代目の子供ではないけど
今回の主役ネロとその母アグリッピナの家系図になります。
こういうのって大体夫婦で紹介がいつものパターンでしたが、今回は異性の親子。珍しい。
カリグラは母親の兄なのね。流罪なんて、なんかやらかしたのかしら。
まあやらかしそうな雰囲気あるけど。
アグリッピナは権力欲が強い女性で、それもあってか皇帝のカリグラ暗殺計画を立てたことがあったようです。それで流罪に。死刑にしないだけ優しいような。
4代目皇帝クラウディウスとはお互い初婚ではありません。ネロは別の男性との子どもですね。連れ子同士の結婚…。昔の人の感覚はよくわからん。
権力との結婚
実はこの夫婦、従兄弟同士なんです。ローマの法律では禁止されてたんですが、無理矢理結婚しちゃいます。
クラウディウスは女性運がなく、浮気されたり散々。そして最後はアグリッピナに毒殺されたのではと言われてます。
なななななんと!
そしてクラウディウスの息子が皇帝になるかと思いきや、アグリッピナの息子のネロが5代目に。
クラウディウスの娘と結婚させてたことも有利に働きます。アグリッピナはどうしてもネロを皇帝にして、「皇帝の母」という地位につきたかったのです。
後継争いか…!我が国でもあるあるでござる!
ネロ殿、アグリッピナ殿、おめでとうでござる!
4代目の息子殿、ドンマイでござる!
この時家庭教師にセネカという哲学者の補佐がつきました。
母と息子の対立
「暴君といえばネロ」で有名ですが、実は最初はそんなことありませんでした。むしろ名君の素質がありました。
セネカから指導してもらってましたが、それをアグリッピナが気に入りませんでした。
彼女はネロに色々口出しします。大人になってきたネロは、自分の意のままにしようとしてくるアグリッピナを疎ましく感じるようになります。
ネロが浮気していると、そんな下品な女やめろと言ってきたり。
それはネロしょうがないわ。
って奥さん離婚させられた上に死ななきゃいけないの!
2人の関係はどんどん悪化していき、一触即発の事態に。
アグリッピナが頑張ったのでネロは皇帝になれました。一体誰のおかげで…って思ってても言っちゃいけないですよね。
自分の思い通りにならない息子なんていらない。
そう思ったのか、アグリッピナはクラウディウスの息子に近づきます。
ネロは危機感を覚えます。このまま放置しておけば、自分は母に消される。手を打たないと。
ちょっと…何する気…
大罪を犯す
大罪って見出しにしましたが、この時代もそうなのか。
邪魔になった母アグリッピナに刺客を差し向けました。アグリッピナはお腹もしくは股を指差し「ネロはここから生まれてきた!ここを刺せ!」と言ったそうです。
zgdんsf:pgか、ckspzb、:_!!!
何言ってるかわかりません。
実は殺害する前にも暗殺計画をたてましたが失敗に終わってます。
しかしついに実の母を殺してしまいました。
さらには家庭教師のセネカ、妊娠中の妻のお腹を蹴り上げて殺害など、暴君に相応しいことをしちゃいます。弟も殺したし、大事な人全てやっちゃいましたね。
お+MIf』p`kKJFPopkc`}!!!
身内殺しもそうですが、ネロが悪く言われるのはこのことがあったからだと思います。
ある時ローマの街が大火災に見舞われます。その時ネロは助けに来て迅速な対応をしたそうです。しかしこの後新しい宮殿が建ったので「ネロが自分好みの街を作るため、古いローマの街を焼いた」という噂が立ちました。
流石のネロもそんな悪評がたつのは困ります。
なのでかわりに別の組織がやったことにしたいですね。
そこで当時はまだマイナー宗教だったキリスト教徒のせいにして、迫害してしまいます。その中にはペテロとパウロもいます。
v;mv_Mv:っっっは!
やっと言葉が話せるように!
なんと酷い…これが最初のキリシタン弾圧でござるか…。
アーティスト・ネロ
さあ終わりが近づいてきました。
ネロは実は芸人志望でした。芸人ってお笑いじゃなくライブやったりするので今風に言うとアーティスト目指してたんでしょうね。
何この歌…まるでジャイ●ンじゃない。
つまんないライブ。帰るわ。
おっといけません!
ネロは自分の歌を最後まで聴かせるために途中で抜け出すことを許しませんでした。
新しい拷問かしら。
ネロ祭りと称してイベントもやります。そこで競技があるんですが、ネロはなぜか優勝します。もはや出来レース。
退屈な一部の市民からは好評だった催しみたいですね。
その後ネロは自分勝手な政策をしたり、市民や元老院とも対立していきます。そしてついに反乱が勃発。追い詰められたネロは自分で首を刺して自害。最後の言葉は「この世から偉大な芸術家が消える」です。本当かどうか不明。
どんだけ自信家なのよ!なんなのアーティスト気取り!
ネロの死で初代アウグストゥスから続いたユリウス=クラウディウス朝は終わります。
そしてこの後は軍事力がある人が皇帝になる時代が訪れます。
あとがき
暴君ネロ。有名だけど人生まで知りませんでした。
最後の言葉は泣けるでござるな!
「疲れたよ…僕とっても眠いんだ…」
ううう!主人にそんなこと言われたら拙者…拙者…!
介錯するでござる!
いつまでしょうもない勘違いしてんのよ。
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コメント一覧 (3件)
地獄でおじいちゃんに叱られそう。
匿名さんこんばんは!
地獄では…どうなんでしょう😇
何やってんじゃボケ!って感じでしょうか。