

今月プライベートで忙しかったので久しぶりの解説ブログになる!



でもPV数は上がってきてるね!



ええ感じや!このまま行くで〜!


フリードリヒ2世
王朝:第2次ホーエンシュタウフェン朝初代目国王
タイプ:世界の脅威
シチリア王、エルサレム王でもある。
近代的な考えを持つ君主で、当時の感覚でいうと型破り。
宗教の権威にも屈せず、異文化にも興味を持つ。
時代の先をいきすぎたので、その分教皇とも激しく対立。
・第6回十字軍
・エルサレム奪還に成功
・教皇と対立
日本は鎌倉時代。



タイムリープ系!?時をかける皇帝!
勢力図





左側のホーエンシュタウフェン家はここ最近の皇帝一家のことです。
前回皇帝のハインリヒ6世が亡くなり、後継者は息子のフリードリヒ2世。
しかしまだ3歳で、生まれはシチリア(イタリア)です。





右側は教皇と、もう一つ別の一家がおるな!
その下は周辺諸侯か〜。



教皇インノケンティウス3世は皇帝の勢力拡大を警戒します。
なので皇帝一家じゃない方のライバル関係に当たるヴェルフ家のオットー4世を推します。



諸侯は幼いフリードリヒ2世じゃ頼りないので、ハインリヒ6世の弟フィリップを支持する派と、オットー4世を推す派で別れました。



なんや難しいことに…!
誰が生き残るんや!


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
操り人形なんて嫌だ!





後継者争いはフィリップ優勢で進みます。
しかし途中で暗殺され、ラッキーでオットー4世がドイツ王に即位。
推してくれたインノケンティウス3世に従うと約束します。



しかしそれは教皇の操り人形になるということ。
そんなのずっと続くのは嫌だと思ったオットー4世は、ハインリヒ5世の時に結ばれたヴォルムス協約の取り消しを要求します。



ヴォル…あ、皇帝と教皇の間で決めた教会の人事についてのやつね!



オットー4世は喧嘩を売る相手を見誤った…。
相手は最強の教皇。一撃で破門を喰らいます。
この行動に味方してた諸侯も呆れ、引いてしまいます。
インノケンティウス3世も気が変わり、フリードリヒ2世を推し始めます。



これは難しい!
確かに推しがヤバいやつってわかった時の悲しさ!
推し続けるか、別の人に変えるか…。
この切り替えが…。気持ちの整理がつかないの!
腹が立ったら破門




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』







どしたんオットー4世。話聞こか?
なんで最強の相手にばっかり向かっていくん…。



オットー4世は居場所を失います。
その頃インノケンティウス3世に推されたフリードリヒ2世は即位。
十字軍頑張りますアピールをしてたので、教皇受けがよかったです。



しかし実際はすぐに動きませんでした。
教皇サイドから早くしろと圧をかけられようやく向かったかと思いきや、体調不良で帰国します。



教皇は変わり、グレゴリウス9世になっています。
グレゴリウス9世から見たフリードリヒ2世は、行く気がないのが見え見えで怒り心頭。
ついには破門します。



こんな簡単に王様を破門していいん?
あんまりにも破門が出てくるから、なんや重みが…。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宗教に寛容?興味ない?





フリードリヒ2世は破門状態で十字軍に参加します。
そこで敵であるスルタンのアル=カーミルと意気投合。
宗教的なこだわりが薄く、色々と興味を持つ近代的な性格をしていました。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



キリスト教以外ダメとか思わないタイプの人なんだね!
それってキリスト教絶対の人からしたらよく思われないよね?
宗教に対しての推しの熱量が戦争になるのか…。



これはすごいことで、無血開城で聖地奪還をしています。
今までいろんな王様が奪還のために戦争したのに、さらっとやってのけました。



しかし人間光もあれば闇もあり。
帰国後息子に反乱を起こされ、イタリアの連合軍ロンバルディア同盟とも戦い、教皇の怒りを買います。
ここから教皇との全面戦争が始まります。



そんなに教皇は自分たちが一番じゃないと気が済まないわけ?



フリードリヒ2世もやる気があり、聖職者を処罰するなど挑発的な行動をとります。
その中でグレゴリウス9世は亡くなり、その次の教皇もすぐに交代、インノケンティウス4世に変わりました。



教皇ってなんでそんなキレ気味の顔してんの?


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
対立の行方





仲介に聖王ルイ9世は入ります。
皇帝、教皇ともにバチバチで戦いを進めていきますが、最終的にフリードリヒ2世が病に倒れ、これにはインノケンティウス4世も大喜びしたとか。



あらあ…そうなると息子とかが後を継ぐんか?



息子のコンラート4世はすぐ亡くなってしまい、後継が完全に絶えてしまいました。
以降皇帝は存在するものの、まとめ役としての機能を果たせず大空位時代へと突入していくことになります!


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



時は大空位時代!
…ってかっこいい感じじゃなくて、混乱期になるんやな!
ほんま分裂されると覚えるの大変なんよ!はよ誰か統一して〜!
あとがき



いやほんといろんな勢力が入ってくるの、まとめるの大変なんじゃ。



名前も似てるの多いし!
みんな同じ名前だと嫌じゃないのかな?



数百年後の人間と動物にケチつけられるなんて思ってないやろな!
コメントは運営者が確認次第、表示されます!