

百年戦争の足音が聞こえてきた!
いや、もう始まっていた!



サムネは何をしているの?



石を椅子の間にはめてるであります!
3世代で議会





前回は暗君で有名な失地王ジョン。
今回はその息子のヘンリー3世、孫のエドワード1世になります。
ヘンリー3世はまだ9歳で王になったので、サポートがつきます。





この時諸侯(しょこう)と戦争中であります!
ただ諸侯はマグナ・カルタ、「王様だって法律守らないといけないよ」のルールを守って欲しいだけであります!



ジョンの代で話が出たマグナ・カルタですが、ジョンが駄々をこねたので、王と諸侯で戦争しています。



そしてエドワード1世は長身だったので「ロングシャンクス」、法の整備をしたことから「イギリスのユスティニアヌス」と呼ばれたりしてました。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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会議に参加できるってありがたいね





ヘンリー3世は父のジョンが失った土地を取り戻しにフランスと戦います。
しかし相手は聖王ルイ9世。戦争ではなく平和的解決をしたいとのことです。





素敵!
ヘンリー3世はフランス側の土地を破棄したけど、地位が保証されたんだ!
でもアンジュー帝国は実質なくなったんだね…。



しかし国内は荒れました。
なんと貴族のシモン・ド・モンフォールが反乱を起こし、ヘンリー3世と息子のエドワード1世は捕まってしまいます。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



この時、シモン議会が開かれ、マグナ・カルタを認めさせました。
今まで偉い人だけしか参加できなかったのが、騎士や市民も参加できるようになります。



普通に生活していると実感ないけど、自分の意見を話せるってありがたいことなんだね…!
身分が低いとできない時代があったなんて…。



しかし捕まってたエドワード1世が脱走。
シモン・ド・モンフォールを倒します。
この後ヘンリー3世は権力を取り戻し、安定した治世ののち亡くなります。
モデル パーラメント





王になったエドワード1世はブリテン島の統一を目指します。
まず横のウェールズを攻めて、この時のウェールズのトップの称号「プリンス・オブ・ウェールズ」を息子のエドワード2世に与えます。
「プリンス・オブ・ウェールズ」はこれ以降、イギリスの皇太子が名乗っていきます。



プリンスは王子様ではなく、大公を意味していたであります!



その後もエドワード1世はスコットランドも攻めたいと考えます。
そのためにはお金が入ります。
なのでみんなから理解を得てお金を集める必要がありました。



模範議会を開いたであります!
この前のシモン議会は反乱中に行われたもので、制度として成立はしていないであります。
この模範議会から正式に「会議」として形がなされたであります!



エドワード1世見事成功させ、この会議は今後も発展していき、ずっと続いていきます。


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VSフランスとスコットランド





フランス国王がフィリップ4世に変わりました。
フィリップ4世は狙ってる土地があって、ここで両者戦争します。
あれ、百年戦争…?





その気配があるね…!



その後スコットランド側に動きがあります。
なんとフランスと同盟を組み、イングランドに反抗してきました。
もちろんエドワード1世からしたら面白くないので、戦争になりました。



そこで戦利品としてスクーンの石を持って帰り、椅子の下に置いて座ります。
これってスコットランド王が戴冠する時の大事な石で、この行為は「スコットランドの王だ」と言ってる感じになる。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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なんかやだ!馬鹿にされてるように感じないかな?



ブチ切れたスコットランドは、ウィリアム・ウォレスを筆頭に戦争しにいき、勝ちます。
しかしそれはエドワード1世が不在だったから。戻ってきたエドワード1世にボコられ、ウィリアムは酷い死刑を受けましたが、スコットランドでは英雄になっています。


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息子…





ウィリアム亡き後、意志を継ぐ者としてロバート1世が出てきます。
エドワード1世は黙っていない…と思いきやなんか様子がおかしい。
この頃病気になっておりました。



しかしもう長くないと悟ります。
遺言を息子のエドワード2世に残してこの世を去ります。
こうしてエドワード2世が王になりました。



?
お父さんの遺言聞かないの?



この国王も失地王ジョン並みに暗君であります…!


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あとがき



久しぶりに愛憎劇が始まる!
かなりエグい。



や〜〜!よかった今回呼ばれておいて!



絶対に味わいたくないであります!
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