

十字軍まとめの後編です。
最終的にどうなっていったのでしょうか。



なんや不穏そうなお顔やな!



右の人だけ元気だゾ。
第5回





第5回に行く前に教皇インノケンティウス3世がフィリップ2世に呼びかけます。実際動いたのは息子のルイ8世です。
フランスでキリスト教の異端とさせるカタリ派が目立っているので、王のフィリップ2世になんとかさせます。
これをアルビジョア十字軍といいます。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





なんで男はトランクス履いたままなんだゾ!



他には少年十字軍という名前の通り少年による十字軍が結成されます。
結果はまあ…聖地に向かう途中で奴隷として売り飛ばされてしまい、悲惨な最後でした。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



この2つの後に第5回が始まりました。
前半は第4回同様にエジプトを攻めました。
結果は失敗です。



お?でももう一人皇帝がきたゾ。



後半は教皇と喧嘩中で破門されているフリードリヒ2世が参戦します。
なんと敵のボスと文通する仲で、条件付きで奪還に成功しました。
第1回以降失敗し続けてきたなかで喜ばしいことなんですが、教皇と喧嘩してたこともあり、評価自体はあんまりされなかったようです。





人間社会は結果を出しても上司の受けが悪いと出世できないゾ。
第6回〜第7回





第6、7回はルイ9世が主役です。
エルサレムがイスラーム勢力にまた取られたので、取り返しに行きます。
ルイ9世は聖王といわれるくらい信仰心の熱い王様なので、意気込んで向かいますが捕虜になってしまいました。





おおおお王様捕まってもうた!
偉いこっちゃ!



悔しいのでリベンジマッチ戦が始まります。
しかし向かってる最中に病気が流行って亡くなってしまいました。



ルイイイイイ!9世イイイイイ!



もうこの頃は初期の頃のような「聖地奪還!」みたいな気持ちは薄れてしまってます。
そうだよね、こんなに負けてたらやる気も失せます。
最終的には





エドワード1世たちがアッコンに向かうも成果が出ませんでした。
アッコンはエルサレムのちょっと上にある街です。
もう無理じゃねって空気になったので、これ以降大規模な軍は組織されてません。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





ピークが完全に過ぎてしまってるゾ。



20年後にアッコンも崩落し、完全にキリスト教勢力は撤退します。
これで十字軍は終了しました。



なんだか呆気ないゾ。
みんなやる気無くしちゃって自然消滅みたいな終わりだゾ。
結果発表ー!!!





聖地奪還のために頑張ったヨーロッパ世界でしたが、成果は上げられませんでした。
その結果どうなったかというと、教皇と諸侯は弱体化します。そして残った国王は強化されていきます。



漁夫の利っちゅうやつや!
そうか、ここで力がついた国王が絶対的になる王政の布石になるんやな!



あとはイスラーム世界と貿易したことで、商人が儲かります。
主にイタリアのヴェネツィアです。
十字軍も利用してましたもんね。



やっぱ狭い世界におっちゃあかんなー!!
東方に貿易したことで視野が広がりまくり、財布も膨らみまくり!



広がったのは文化面でもです。
異文化を知ることができたわけです。



可哀想なのがヨーロッパ世界とイスラーム世界の間にいたビザンツ帝国です。ここも弱体化してしまいます。
あとがき



十字軍も終わったので、今度は教皇の話になります。
なかなかクセが強い人もいるので楽しみですね!



教皇は比較的最近話題になったからなぁ!



新キャラじゃなくて、もうすでに登場しているゾ!
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