

皇帝不在の混乱期です。
神聖ローマ帝国をまとめるのは大変です。



統率力ね〜な〜。



むう…しかし!
混乱期には英雄が現れやすくなるもの!
実質的な皇帝なし





前回の主人公フリードリヒ2世のあと、皇帝をやれる有力な家がなく、皇帝位が空く大空位時代が始まります。
実質的な皇帝がいないです。





じゃあさっさと決めようぜ。
…え、300って何?



諸侯の数です。
約300の国の集合体である神聖ローマ帝国のリーダー選出は簡単ではありません。
「俺がやる」「あいつにやらせたくない」など、それぞれの意見が出るのでまとまりません。



そりゃまとまらないわ!
だるすぎ!



「神聖ローマ帝国」という国の名称を使われ出したのはこの時からのようです。
初めは普通に「ローマ帝国」とかでした。



それはそうと候補者が選出されましたが、いずれも即位ならず、混乱した状況は続きます。
ハプスブルク家躍進





この頃の教皇グレゴリウス10世は激おこ。
モタモタしてないでさっさと決めろと圧力をかけます。
焦った諸侯は無害そうなルドルフ1世を選出。
ここでハプスブルク家が歴史の表舞台に登場します。



つ、ついに!
しかし何も考えてなさそうとか失礼でござるな!



20年くらい続いた大空位時代は終わり、のちにハプスブルク家が世襲していくんですが、それはまだ先の話。
この頃はまだ力がなく、なめられていたのでルドルフ1世は頑張ります。
対立してたオタカル2世を倒し、領土を拡大していきます。



自分たちの言いなりになると思って諸侯は甘く見ていた!
だが今度も弱き者を王に据えようとするのか。
意のままに操れる傀儡の王でないと嫌なのでござるな!


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パッとしない





ハプスブルク家が天下をとる前、他にも有力な家が出てきます。
傀儡の王として選ばれたアドルフに対し、ルドルフ1世の息子のアルブレヒト1世が反発。
アルブレヒト1世は勝利しますが、諸侯から暗殺されてしまいます。



その後教皇クレメンス5世から推され、ハインリヒ7世が皇帝に即位。
しかし亡くなってしまいます。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



その後ルドルフ1世の孫たちが共同統治をしますが、ルートヴィヒ4世が最終的に残りました。
そこで教皇と揉め出します。



あれ、ここで終わり?



英雄が今回は出なかったか…。



次回は神聖ローマ帝国を一旦離れ、イタリア編に移動します。
あとがき



これ書いてる今、風邪を引きましてこれ以上考えられないので今回短めです。



風邪かよ!
最近寒い日あるもんね〜。



拙者は最近抜け毛がすごくて…。
分身ができそうでござる!
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