久しぶりのヨーロッパで記憶が飛んでいる。
おさらいしながらやっていかないと!
え?王様が二人いるの?
なんか喧嘩しそー!
今ココ
今はフランス王国が誕生したところです!
前の王朝、カロリング朝が断絶したことで、「次の王様選挙で決めようぜ」ってなり、選ばれたのがカペー朝初代国おうのユーグ・カペーです。
国王って…代々偉い人がなるものじゃないの?
もしくは戦争で勝ったとか、何か華々しいことをしないとなイメージだったけど、選挙なんだ?
そう、この頃の王様は我々がイメージする王様とは程遠い貧乏くじのような感じでした。
弱い王様
王様って「私に従え」とか言えば家来が頭下げて従う感じ。かと思いきや、それはずっと先の話。
この頃の王様は権威が低く、各地の土地の主の諸侯(しょこう)に気を使っていました。
学校で例えるなら学級委員長なんて面倒だからやらない。あいつにやらせよう。そして呼びかけられてもだるいので適当に聞いてる。そんな感じでしょうか。多分。
確かに!面倒なことやりたくない!
でもリーダーだから、なんかあったらそいつのせい!あたし関係ないし!
そんな役目に推してくれたのが、大司教。宗教の偉い人です。
ユーグ・カペーは面倒な仕事をすることに。
ですが、面倒ごとばかりやるのは嫌なので、自分も得になることを考えます!
今の時点では王様は弱い。けど、頑張って強くしていけば、カペー一族が独占できます。
ユーグ・カペーは息子のロベール2世も一緒に王様にして、「王は代々カペー家がやります」って流れを作ろうとします。
そんなの反発されないの?
あ、貧乏くじだから誰もやりたくないから文句言われないのか!
国王、破門される
ユーグ・カペーが崩御すると、ひとりで頑張ろうとするロベール2世。
離婚したかと思ったらまた再婚します。その相手は又従姉妹で、遠い親戚です。
近親婚NGなので、キリスト教のトップの教皇(きょうこう)から指摘され、破門にされます。
破門て?…あ、追放されるってこと?
国王だよ!?あ、でもまだ弱いのか…。
2回目の結婚は認められなかったので、不屈の精神で再婚します。
この時の奥さんとの子どもが、次の王様アンリ1世になります。
アンリ1世はお母さんの愛が他の兄弟に向けられており、寂しい思いをします。
さらっと戦死って…国王って戦争に行くんだ…。
思ってたのと違う!
破門の波紋
アンリ1世の次も息子のフィリップ1世。
ちゃんと世襲制になってきてますね。
この時まだ幼いので、お母さんにサポートしてもらいます。
あ、ちょっとイケおじ…!
好きな顔かも!優しそう!
フィリップ1世は奥さんが太っているという理由で離婚したがります。
奥さんは軟禁され絶望してしまい、亡くなってしまいました。
え…。
奥さんを太っていると言いましたが、自分も太っていて馬にも乗れなかったそうです。
クズじゃん!顔がいいだけのクズじゃん!
国王の振る舞いを問題視した司教(しきょう)、キリスト教の偉い人に破門されます。
その後あの有名な十字軍につながる大事な会議、クレルモン教会会議にて教皇ウルバヌス2世からも再度破門され、国王なのに大事な会議に参加することができませんでした。
十字軍について詳細なことはまた別記事でまとめれたらと思います。
とりあえず王様の話を続けていきます。
息子頑張る
フィリップ1世は自分の行いがよくなかったことを自覚し、先祖と同じ墓に入るのは申し訳ないと反省しました。
フィリップ1世が嫌っていた肥満を息子のルイ6世は継承します。
肥満王って言われてるの…?悪口じゃないの?
せっかく王様の権威をあげようと頑張ってきたのに、フィリップ1世のせいで地に落ちます。
ルイ6世が挽回しようと頑張って戦っていきます。
中には王様の言うことを聞かない諸侯、神聖ローマ帝国のハインリヒ5世もいます。
ルイ6世の次は息子のルイ7世です。
お父さんと同じような好戦的な性格じゃないので、どうなることか!
え!え!最後に可愛い人出てきた!
でも性格キツそう?
あとがき
日本史描くのに慣れてしまって、ちょっと苦戦した…。
まとめていけるか私…。
身も心もイケメンな人早く出てこい〜!
そうしないと勉強が捗らない!
ええ…。
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