はぁ…はぁ…無事に間に合ってよかった!!
話題の人だね〜!
ほんまやで!平安フィーバー!
登場人物
藤原道長(ふじわらのみちなが)
家系:藤原北家
タイプ:Mr.幸運
長男ではないので前半生は地味目だが、のちに3人の娘を天皇の后にして栄華を極める。
邪魔になった相手を自滅させる幸運体質。
関白にはなっていないが、御堂関白(みどうかんぱく)と呼ばれる(紛らわしい)。
・摂関政治全盛期
・長徳の変
・一帝二后
・望月の歌
・刀伊の入寇
日本は平安時代。
すっげ〜鳩胸だね!
藤原ファミリー
んめっちゃ藤原やん!
これ覚えんの大変やで…。
摂関政治全盛期です!
これだけ藤原氏が多いってことは、それだけ力があったということです!
今回の藤原道長(ふじわらのみちなが)はその中でも栄華を極めた人物として有名。
父ちゃん→兄ちゃん二人と来て、次に権力者になるのは誰か。
有力候補は道長か、兄ちゃんの息子の藤原伊周(ふじわらのこれちか)です。
Mr.幸運
道長の子どもの頃は兄ちゃんの影に隠れていて、目立った感じではありませんでした。
しかし結婚してから幸運体質になったのか、いいことに恵まれていきます。
天皇の末裔の人を嫁に…!もうこの時点ですげーけど!
兄の藤原道兼(ふじわらのみちかね)のあとは誰にするか。
一条天皇(いちじょうてんのう)は母の藤原詮子(ふじわらのせんし)に説得され、道長にします。
ただこの頃の道長の貴族ランクはめちゃ高いわけではなかったので、関白よりも下の、だけど偉い地位の内覧(ないらん)になりました。
当然ショックだったのは伊周。
自分より立場が低かった道長が上に来たので関係は悪化していきました。
伊周VS道長のエピソードは結構あって、呪ったり口論したり、部下が殺しあったり殺伐してます。
お前の母ちゃんデベソって、お前のばあちゃんやないかい!
ライバル一家の失脚
ある日仲悪かった伊周が重大な事件を起こします。
伊周は弟の藤原隆家(ふじわらのたかいえ)と一緒に前天皇の花山天皇(かざんてんのう)を襲撃します。
理由は伊周の男女関係勘違い。花山天皇は怪我はありませんでしたが、とんでもない事件になりました。長徳の変(ちょうとくのへん)といいます。
当然二人は罰を受け、左遷されました。
兄たちの騒動にショックを受けた一条天皇の奥さんの藤原定子(ふじわらのていし)は髪を切って出家してしまいます。
なんや道長はんから見れば、ライバル一家が自滅。
天皇はんから見れば、奥さんの実家が大変なことになったんやな!
定子は存命ですが、出家したので天皇と一緒に暮らせません。
奥さんのやるべき仕事もできなくなったので、道長は娘の藤原彰子(ふじわらのしょうし)を嫁がせます。
しかし一条天皇は定子のことを大切に思っており、出家して堂々と会えない中でも関係を深めていきます。
そして定子は出産します。
にゃああ!なんかハラハラの展開やな!
天皇との関係
定子は出家した身でありながら、仕事もできない状態なのに寵愛を受け、出産。
これに周囲の人は難色を示します。
道長は定子妨害のためにいろんな嫌がらせをしていきますが、皇后を二人立てる一帝二后(いっていにこう)を成立させます。
親父にこんなに口出しされるのヤダ!
ほら天皇も困って…って定子!
可哀想!ストレスだ!
ライバル一家の娘が亡くなりましたが、道長にも不幸が。
バックアップしまくってくれた姉ちゃんの詮子が亡くなります。
この時定子は亡くなっていたにもかかわらず、一条天皇の心を占めていたため、娘の彰子は未だ妊娠しておりませんでした。
焦った道長は彰子に家庭教師をつけます。
あの紫式部(むらさきしきぶ)です!彰子は教養をUPさせ、一条天皇と会話できるようになっていき、無事に二人子どもを産みました。
家庭教師シッピツマン SHIKIBU!
ちゃおちゃお!
その後色々あって復帰してた伊周も亡くなり、一条天皇も崩御していきます。道長にとって敵対する、関係がうまくいってない人たちがいなくなる都合のいい事態です。
次に天皇になったのは奇行子冷泉天皇(れいぜいてんのう)の息子、三条天皇(さんじょうてんのう)です。
え、そこは二条天皇とかじゃないの?
ムスメデュエリスト極まれり!
ここで父ちゃんや兄ちゃんも使ったムスメカードをまた使います。
しかし息子は生まれず、仲が悪くなった三条天皇は眼病を患ってしまいます。
道長は今度は「天皇のおじいちゃん」ポジションを狙い、三条天皇を退位させます。
欲のなさそうな顔してて、すんごいにゃあ…。
天皇にここまで強気で攻めれるなんて、とんでもないデュエルや!
三条天皇の後は孫の後一条天皇(ごいちじょうてんのう)です。
なんと道長は孫と娘を結婚させます。
こうして三人の娘を天皇に嫁がせた道長は、その祝いの席であの有名な歌を歌います。
ここで望月の歌か!
此の世をば〜🎶
こんな歌普通歌えんで!
世の中の全てを手に入れたかのような道長でしたが、翌年海外の民族が九州に攻めてきます。
刀伊の入寇(といのにゅうこう)といい、刀伊とは女真族(じょしんぞく)のことです。
あれ?この撃退した人、やらかした人やな?
これで名誉挽回するんか?
道長は同年に出家し、そこから法成寺を建てます。関白じゃないけど、御堂関白(みどうかんぱく)と言われてます。
そして10年後くらいに糖尿病で亡くなりました。
道長の幸運人生が息子に引き継がれ藤原氏は繁栄…かと思いきや、息子の代で陰りが見えます。
あとがき
ここまで年内にどうしてもやりたかった。
達成できて感無量です!
繁忙期で体やられる前にできてよかったね!
日本史編も切り替えの時期やな!
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